GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
トイレット自動洗浄装置 [アクアプロ・ヴィーナス TK-1]
事業主体名
株式会社ヒューネット・ジャパン
領域/分類
社会領域 - 公共空間で用いられる機器・設備
受賞企業
株式会社ヒューネット・ジャパン (東京都)
受賞番号
08B10052
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

近年のオフィスや商業施設などの公共トイレは、社会的な要求から「清潔性」「利便性」「快適性」が重視されている。本製品はそれらに対応しながら、さらに女性の感性に受け入れられる「造形美」を意識して開発したトイレ自動洗浄装置である。本機は利用者の目的(大用・小用)を判断し、それぞれに適する水量を自動的に選択することにより消費水量の大幅な削減を実現した。また、付属機能として利用時の音消しを目的に流される「エチケット洗浄」を抑止する疑似流水音を具備し、節水効果を一段と向上させている。

プロデューサー

株式会社ヒューネット・ジャパン 代表取締役 縄田 地多良

ディレクター

株式会社ヒューネット・ジャパン 環境事業本部 マネージャー 遠藤 良晃

デザイナー

株式会社コンパッソ 菊竹 雪

株式会社 コンパッソ  菊竹 雪

詳細情報

http://hunet-japan.com/

利用開始
2008年4月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

オフィスビル、商業施設、公共施設などのトイレ

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

現代の多様化したトイレ環境に対応し、利用者である女性に受け入れられる美しいデザインであることを意識した。また、本来の機能である節水による経費削減とそれに伴う温室効果ガス排出量の削減を実現し、地球環境に大きく貢献することを目標とした。

デザイナーのコメント

多くの公共女性トイレで、自動流水器が設置されている。しかしそのデザインは無骨でトイレの色環境などに配慮されていないのが現状である。この環境型自動流水器は、トイレの個室に目障りにならないような薄型でありながら、女性を意識した軽快で独自な形にこだわり、その存在を意識させながらも、それ自身が際立たないようにするという、相反する課題に挑戦したものである。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

使用者としては一般のビル及び百貨店や劇場などの大規模施設の所有者。利用者は上記施設のトイレを利用する女性。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

使用者である施設所有者に対しては節水による経費削減及び温室効果ガス排出量の削減を実現する。一方、利用者である女性には「清潔性」「利便性」「快適性」を提供することを実現した。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

本製品を採用することで、節水による大幅な経費削減を実現し、同時に温室効果ガス排出量の削減をも可能にした。

その問題点に対し、どのように対応したか

大規模施設所有者にとって厳しく要求されている温室効果ガスの削減を実現するには、一般的に多大なる設備投資費用が必要である。また、従来のほとんどの女性トイレでは大小の流し分け機能がないために無駄な水を消費していた。

審査委員の評価

トイレの洗浄水が想像よりも多いことを知れば知るほど、適切な自動洗浄水量を求める生活者が多くなる。この製品はそうしたニーズに応え、社会全体の節水の一助となる。疑似流水音もその一環だが、音や鳴らし方に心から納得できるものはまだないように思われる。ユーザーがもっと声をあげ、それに対応する業界の仕組みが必要かもしれない。

担当審査委員| 森山 明子   大月 ヒロ子   福田 哲夫   渡辺 誠  

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