GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
講義用机・いす [SCF-1507]
事業主体名
愛知株式会社
領域/分類
社会領域 - 教育・人材育成に用いられる機器・設備
受賞企業
愛知株式会社 (愛知県)
受賞番号
08B10032
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

講義室での連結固定家具です。前方通路式の講義席の中では最も通路幅が広く、コンパクト収納に優れ、通路に面したシート裏面は、衣服等が引っかかることの無い様フラットデザインとしました。又背もたれは従来型よりもバケット感がある為体圧分散し、優れた座り心地を実現しています。離席時の座の収納では、座が畳まれる直前で回転スピードが減速し、後方机への振動を抑え、試験時でも集中を妨げません。又スピードが変化するポイントは離席動作がスムーズに行なえる角度に設定しております。ユーザーの使い易さを重視し、講義席としての機能をシンプルに構成することで、多様なスペース、サイズに対応可能です。

ディレクター

愛知株式会社 総合企画室 デザイン開発G 次長 熊澤工

デザイナー

愛知株式会社 総合企画室 デザイン開発G 高橋大

発売予定
2008年7月1日
価格

48,300 ~ 56,700円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

●安全・・・ゆとりある通路幅の設定(いすのコンパクト収納)。構成部材による衣服等の引っ掛かりの回避。手挟み危険の無い座回転機構。●機能・・・コンパクト収納でありつつも、従来以上の座り心地の実現。余裕のある前後奥行き。座の回転収納による後方の机への振動を最小限に留め、且つ離席動作がスムーズに行なえること。●意匠・・・機能形状に即したシンプルな美しさを具え、新時代の教育環境に調和すること。

デザイナーのコメント

多様化の進む教育環境の中で「講義室家具に於ける、ユーザーにとっての使い易さとは何か?」を意識してデザインしました。それはユニバ-サル性であり、座り心地・離着席の容易性・安全性・スムーズな席の移動・学習に集中し易い環境を示します。各必要条件を集約し、デザインすることで、今迄の講義室家具では達成出来なかった機能と美しさを実現しました。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

学校・教育施設の講義室に於いて、連結式固定席を使用する学生。現代の教育環境は様々な人々が学んでおり、学ぶ意思を持つ人であれば、誰でも自由に学ぶことが出来る環境であると言えます。又教育内容・方法も様々にあることから、講義室の家具は、多くの要望・問題点に応える必要があります。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

上記使用者が持つ共通した問題点の一つに、座り心地があります。従来の固定式の講義席は、座の収納とレイアウトの制限から、長時間の着座に適したものではありませんでした。この商品は座が収納される形に着目し、コンパクト収納でありながらもバケット感のある背もたれで、快適な座り心地を実現しています。又、フラット面で通路を構成することで、カバンや衣服等が引っかかり難く、緊急時でも安心して通り抜けることが出来ます。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

各部材ともリサイクル性が高く、且つ必要最小限の構成となっており、製造・輸送時に於けるエネルギー低減を実現しています。又、全パーツの分別・交換が容易に出来る為、商品の永続性、メンテナンス性の高い商品です。廃棄時には商品を引き取り、リサイクルするシステムとなっています。

その問題点に対し、どのように対応したか

商品の製造のみでは無く、輸送・維持・廃棄に至る迄、地球環境への負荷はかかります。その様な商品サイクルを考えた時に、商品の企画・デザイン段階から、計画することで減らせる負担が数多くあると考えます。

審査委員の評価

まずなによりも、椅子をたたんだ時の通路スペースが従来より広くなったことが評価できる。また、通路に面したシート裏面がフラットなデザインに仕上げられており、ユーザーの動きを妨げない点も優れている点であろう。さらに座の収納時にはスピードが減速し、ソフトに折りたたむことができるなど、公共の場での使用環境へのきめ細かな配慮を優れた技術で実現している。

担当審査委員| 森山 明子   大月 ヒロ子   福田 哲夫   渡辺 誠  

ページトップへ