GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
おサイフケータイ [おサイフケータイ]
事業主体名
株式会社NTTドコモ
領域/分類
産業領域 - ソリューションビジネス、サービスシステム
受賞企業
株式会社NTTドコモ (東京都)
受賞番号
08B08002
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

おサイフケータイは、お札や小銭はもちろんのこと、ポイントカードやチケットをケータイに入れる事ができる機能です。おサイフケータイにはICカードが搭載されており、お店などの読み取り機におサイフケータイをかざすだけでお支払い等ができます。さらに、通信を利用して電子マネーを入金したり、残高や利用履歴を確認できたり便利に利用できます。また、安心してご利用いただけるよう、「おまかせロック」や「ケータイお探し」サービス等のセキュリティも充実しています。

プロデューサー

高木 一裕

ディレクター

中村 典生

デザイナー

市川 剛

「人々の生活を少しでも便利にしたい」を念頭に邁進!

詳細情報

http://www.nttdocomo.co.jp/service/osaifu_shopping/osaifu/index.html

利用開始
2004年7月10日
販売地域

日本国内向け

設置場所

全国

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

おサイフケータイ機能の搭載により、ケータイを電話やメールができる通信インフラから生活インフラへ。コンビニでのお買い物・飛行機の搭乗券・入館証と様々な場面にケータイ1つで対応可能にする。サービス事業者に対しては、CRMツールとして利用していただく等、新たなビジネスチャンスの場を提供する。さらにセキュリティの確保をし、安全で安心なサービス・インフラを提供する事で、さらに便利な世の中を実現していく。

デザイナーのコメント

海外の様々な地域でもおサイフケータイと同様のサービスの立ち上げ、トライアル事例があるが、商用サービスとしてここまで成功しているのは、おサイフケータイのみである。このことは、多数の関係プレイヤーがwin-win関係を構成するおサイフケータイサービスの実現の困難さを示すとともに、おサイフケータイで構築したモデルが、ビジネス、運用など様々な面で優れていることを証明していると確信している。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

コンビニでお買い物をする人、飛行機や電車に乗る人、映画館に行く人や会員証をもっている人。日常生活の一場面を少しでも便利にしたいと思っているケータイ電話を持っている方全員におサイフケータイを使っていただきたいと思っています。そして、そんな方々をお客様としているサービス事業者にも、おサイフケータイの仕組みを使って広く・効率的に自社のサービスを広めていただきたいと思っています。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

お買い物時の小銭を扱うわずらわしさからの開放やレジでの待ち時間の短縮といった日常生活のちょっとした効率化とともに、ロック等の提供によりお財布以上の高いセキュリティを得られるという安心を提供。さらにサービス事業者は、接客時間の短縮による人権費の削減、搭乗カウンターの改修費用の削減から電子クーポン等を利用した効率的なマーケティング戦略の実現まで様々なビジネスの効率化を可能とする。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

多様なサービスを1つのケータイ機能に搭載することで、複数枚のカードを扱うわずらわしさがなくなった。さらに通信を利用したサービス申込やチャージ、残高や利用履歴を画面で確認可能にするといったケータイならではの機能により、利用者へICカードにない付加価値を提供することができた。そしてカードだけでなくクーポンなどの紙媒体を電子化し配布することで、紙の削減をし、地球環境の面でも課題に取り組んだ。

その問題点に対し、どのように対応したか

ICサービス市場が拡大していく中、複数のICサービスが乱立していた。さらに各社カードタイプでサービスを提供しており、利用者は複数枚のカードをばらばらに扱ったり、残高の確認ができなかったりと、せっかくの便利なサービスにも関わらず複雑化してしまっていた。さらに、カードの普及という点では紙媒体の増加につながっており、森林伐採等地球環境問題にも影響する可能性があった。

審査委員の評価

すでに社会に溶け込んでいる、おサイフケータイは、世界に先駆けた、ICサービスの発展形である。従来のカード型のICサービスでは、別端末で残金の確認を行なうことが必要なうえ、追加でチャージなどをする場合は、ユーザー自身がサービスポイントに移動する必要があった。おサイフケータイは、これらの課題を携帯電話にICを組み合わせることで、従来の問題点を解決に成功しているといえよう。実際に幅広く普及している点を評価した。

担当審査委員| 紺野 登   國澤 好衛   西山 浩平  

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