GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
電卓 [MU-8A NU-8A DU-10A]
事業主体名
カシオ計算機株式会社
領域/分類
産業領域 - オフィスで用いられる家具・機器・設備
受賞企業
カシオ計算機株式会社 (東京都)
受賞番号
08B07029
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

毎日の生活で欠かすことができない機器として、全ての人に使い易い”を目標に開発を行った電子式卓上計算機シリーズ。電卓トップブランドメーカーの責務として、社会に貢献出来る継続的な商品提供の為の開発を行った。表示や釦レイアウト、操作仕様に対し、人間中心設計プロセスによる製品開発を実施し各種検証/改善を行うことで誰にでも使い易い、日々の生活に寄り添う「道具」としての性能を更に高めた。

ディレクター

カシオ計算機株式会社 開発本部 デザインセンター 第二デザイン室 室長 井田幸彦/第一デザイン室 室長 林 昌樹

デザイナー

カシオ計算機株式会社 開発本部 デザインセンター 第二デザイン室 リーダー 小野純一、松田真/第一デザイン室 佐藤公一

詳細情報

http://dentaku.casio.co.jp/lineup/universal.html

発売
2007年10月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

電子式卓上計算機は、必要な計算結果に簡単に到達する事が目的の機器である。当該機種シリーズの目標は、構成されるすべての要素に対して人間中心設計プロセスによる開発を行う事で、製品仕様の検証/改善を行い、、すべての使用者に安心して使用いただける商品を提供する事である。

デザイナーのコメント

ユニバーサルデザインの理念の継承と実践、前シリーズにて不足した検証プロセスでの仮説再定義に注力した。外観的には改善点の十分な整理対応と共に、時代性を取入れた「優しさ」がにじむ「物」にしたかった。本機を使用してもらえる事で弊社が真剣な開発取り込みを行っている事、また製造業者として製品開発は常にユーザー本位である事を社会にアピールしたいと考えた。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

日常生活において計算機能を必要とする全てのユーザー。特に、50?60代のシニア層以上の世代や色覚特性に対応の必要が有る方の使用も想定し、配慮している。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

当該機種シリーズでは、様々な状況下のユーザー共通の、簡便に“計算結果を得る”という電卓本来の目的を、簡潔でわかりやすいハードウェアの完成で実現した。使い易さの追求と人間中心設計プロセスの導入により、すべてのユーザーに対して満足度を高めている。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

今機種シリーズにおいては、実ユーザーによる十分なテスト含め、人間中心設計プロセスによる開発を行った。仮説/検証/実施のサイクルで、釦仕様、配色、表示GUI等様々な整理と配慮を行うことで改善を行った。

その問題点に対し、どのように対応したか

ユニバーサルデザインという概念を計算機器で提案し、市場に投入された前機種は市場から評価を受けた。高齢化社会への対応等、時代背景としてより優れた製品へのニーズが高まっており、これに対応する機器を開発する必要があった。

審査委員の評価

優しいフォルム、大きなボタン、見やすい表示と、デザイナーが意図している安心感のあるデザインに仕上がっています。電卓のように、ともすると時代に取り残されそうな、ごくごく一般的で安価な製品を丁寧に真面目にデザインされている点に好感が持てます。"電卓トップブランドメーカーの責務として社会に貢献出来る継続的な商品提供の為の開発を行った”ことはよく理解出来、そう言った姿勢に敬意を表します。

担当審査委員| 安次富 隆   馬場 了   船曳 鴻紅   渡辺 弘明  

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