GOOD DESIGN AWARD

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2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
賃貸集合住宅 [イプセ恵比寿]
事業主体名
株式会社モリモト
領域/分類
生活領域 - 戸建て住宅、集合住宅
受賞企業
株式会社モリモト (東京都)
受賞番号
08A05078
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

都心部の高密度な住居地域に建つ集合住宅である。空地をつくり、日影の影響を最小限に抑える五角形平面を採用している。内部は全ての住戸が角部屋となるように、スター型のコア配置によって全方位に平等に開く平面構成とした。外周部は、ベンチやテーブル、収納といった生活のきっかけをつくるランダムな格子リブフレームに、様々なサイズの窓を設けている。街固有の楽しさが内部まで広がっていくような開放性と、環境の中から心地よい居場所と住まい方を発見していくような自由度の高い居住の場を目指した。そして、窓辺に現れる多様なライフスタイル(=個人性)の集積が、街の豊かな風景を支えるのではないかと考えた。

プロデューサー

株式会社モリモト 不動産投資事業本部長 往蔵裕之

ディレクター

株式会社モリモト 不動産投資事業本部 プロジェクト企画推進部 ゼネラル・マネジャー 大橋眞

デザイナー

A.A.E. 代表取締役 下吹越武人

A.A.E. 代表取締役 下吹越武人

利用開始
2007年11月23日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都渋谷区恵比寿

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

恵比寿という街には、クリエイター・起業家・外国人等の“新しい”価値を望んでいる人々が多く住んでいる。そのような人々が、都心の中で自分の居場所を発見し、多種多様な生活を営み、それぞれの“色”を出していくことをイメージ。あくまで建物は、そのきっかけ作りとなることを目指した。

デザイナーのコメント

窓が切取る風景は、空や遠くの超高層ビル群,屋根の連なり,通りの様子など様々だ。ひとつひとつの窓辺と生活の振舞いとの関わりを考察し,その集合としての全体性を探るうちに,外観から住戸という単位が希薄になり,いろいろなサイズの窓だけが現れるようになった。街並みを眺めたり,食事をしたり,お気に入りの物を飾るなど、人々の振舞いを単位とした集合がつくる、都心居住の新しい風景の提案である。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

いわゆるファミリー層という居住者ではなく、クリエイター・起業家・外国人等の“新しい”価値を望んでいる人々、また、それを自ら創出したいと思っている人々。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

スター型のコア配置によって全方位に平等に開く平面構成とし、外周部は、ベンチやテーブル、収納といった生活のきっかけをつくるランダムな格子リブフレームに、様々なサイズの窓を設けている。街固有の楽しさが内部まで広がっていくような開放性と,環境の中から心地よい居場所と住まい方を発見していくような、自由度の高い居住の場を目指した。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

コンパクトな平面形状にし、周囲への日影の影響を抑え、空地に緑を植え、周辺環境に配慮した。窓が切り取る様々な風景とリブフレームの関わりが、人々の振舞いに働きかけることで、窓辺に生活の様相が現れ、それが建物の佇まいを創り出すことを想定している。また、全戸角部屋による眺望と自然通風の確保や、外断熱・ペアガラス・メゾネット吹抜に配慮した床暖房採用等により、温熱環境の向上を図った。

その問題点に対し、どのように対応したか

1.穏やかな斜面に広がる固有の住環境を発展的に継承する。2.居住者が都心の中で自分の居場所を発見できるような居住の場とする。3.多様な価値観をもつ人々のライフスタイルに働きかける創造性を備える。4.人が集うことで現れる豊かな風景の可能性を探る。5.温熱環境の向上と自然通風が容易な、人に優しい生活空間を確保する。

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