GOOD DESIGN AWARD

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2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
集合住宅 [LAYERS HOUSE 杉並善福寺川公園]
事業主体名
株式会社大京/株式会社関電工
領域/分類
生活領域 - 戸建て住宅、集合住宅
受賞企業
株式会社大京 (東京都)
株式会社関電工 (東京都)
受賞番号
08A05068
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

都内とは思えない鬱蒼とした樹木の善福寺川緑地から北にのぼった高台に位置する、一種低層住専、許容容積100%、敷地面積約1000m2に建つ、地上3階地下1階、全てがメゾネットで構成された14戸の小規模・低層集合住宅(分譲マンション)である。南側近くまで緑地公園の印象が続いた斜面住宅地だが、この場所まではその環境は届いていない。こうした住宅地域に、今後社会的に力を入れるべき“低層集合住宅”が生まれた。戸建てでもなく、一般的マンションでもない、新しい住まいのモデルを目指している。垂直(地上から空へ)・水平(個から公共へ)に空間層を重ねた住まいである。

プロデューサー

株式会社大京 商品企画部 課長 今井 孝尚

ディレクター

柴田知彦 建築家 柴田知彦・柴田いづみ+SKM設計計画事務所 代表

デザイナー

柴田知彦・柴田いづみ+SKM設計計画事務所

建築家 柴田知彦

詳細情報

http://lions-mansion.jp/MA051054/

利用開始
2008年3月27日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都杉並区成田東2丁目23番12号

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

以下の二つの挑戦とその実現が目標 ●地域環境資産である緑地公園の好環境をこの敷地にまで引き寄せ広げること。「一敷地、一事業から可能な街づくりの方法」を示したい。●市街地の過半を占める「一低層住専における小規模・低層の集合住宅モデル」を提示すること。低層住宅地にまで至った「高密化への動向」と「街の質の向上(街並み・景観、環境、生活空間)」の両立が、十分可能であることを立証したいと思う。

デザイナーのコメント

“街を創る建築”に取り組み、とりわけマンション開発に従事することで、多くの可能性を見いだしてきた。本計画においては、今後主要課題となる都心低層住宅地における中・小規模プロジェクトが取り組むべき”街の生活空間”の開発方法・方式を世に示したいと考えている。「敷地と街の空間的、社会的接点から建物を見返す視点」に重心を置くデザインの方法である。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

以下の個性を持つ購入者をターゲットに想定した。●環境を大切にし、緑を楽しむことに重きを置く人達 ●住宅地に調和し、生活になじむ小規模マンションを好む人達 ●個人の生活スタイルを大切にし、個性的な住空間を創り、住まおうとする人達

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

住空間の未来を創造し提供すること。その価値実現においては、スケール感・質感で住宅地に調和した「街並み・景観づくり」、メゾネット形式・住戸への直接アクセスなど戸建て感覚の「新しい集合形式の開発」、季節感豊かな「緑の環境づくり」の3つを手がかりとした。住宅そのものの価値を高めることに加え、地域の景観・環境評価を高めることで、ユーザーの住宅資産の真の価値を創出し、評価を向上させることが基本と考えている。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

●この地域固有のテーマ性を与える・・地域資産である善福寺川緑地の緑の環境をこの敷地周囲まで引き寄せ、広げること。木漏れ日のある街を創る。●住宅地に調和する街並み・景観の表現・・緩く分割したファサードや部分の構成、作り込みが与えるスケール感、質感、素材感など。●良質な「街の生活空間」の形成・・歩行者の目線から魅力ある沿道空間を創り出す。歩行者の視線が中庭にまで至る楽しさ。歩道状空地などの公共性。

その問題点に対し、どのように対応したか

高密化へ向かう今日の東京の市街地、とりわけその過半を占める一低層住宅地において、良好な街並み・景観や環境を創ること、その結果として地域評価を高めることは、1つの事業・1つの建物からでも可能か。これは今日的課題となる。「個の総体が街を創る」ことを信じれば、答えが見える。

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