GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
アパート [ベル・パティオ]
事業主体名
美松ホーム株式会社
領域/分類
生活領域 - 戸建て住宅、集合住宅
受賞企業
森園政之 生空間設計 (愛知県)
受賞番号
08A05046
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

パテイオを核としL型にプランされたメゾネットタイプの2LDK:5戸、2DK:3戸の合計8戸が延床面積約500m2(約150坪)にコンパクトに配置され、それぞれ駐車場2台を備えた2階建て枠組木造アパートです。全居室をパティオに面して配し、各住戸はストリートに沿い、路地を挟み、各パティオで繋ぐようにして集住させました。特別なものは使わず、既製品、在庫品、一般工法により坪単価約45万円に抑えて月額賃料合計約7万円のあくまで一般庶民のための住まいにしました。それでいて自然、人、家族、社会との間に「繋がり」の空間と恥ずることのない「誇り」ある型を与えました。

プロデューサー

美松ホーム株式会社 代表取締役 松田 隆

ディレクター

森園政之 生空間設計 森園 政之

デザイナー

森園政之 生空間設計 森園 政之

デザイナー:森園政之

詳細情報

http://space.geocities.jp/seikuukansekkei/

利用開始
2008年3月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

兵庫県揖保郡太子町佐用岡古門内965-1番の一部

問い合せ先

森園政之 生空間設計
Email: cshhn202@ybb.ne.jp
URL: http://space.geocities.jp/seikuukansekkei/

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

煩わしくても人と向き合い、時にぶつかり、時に触れ合う感動を暮らしの中で伝えること。誰でもいいから偶然隣にいる人と「繋がり」、何も無くても自分らしく生きる「誇り」ある暮らしの実現。

デザイナーのコメント

人の住まいを利益最優先の単なる一商品として扱わず、地に脚付けて人らしく生きる第一歩と捉えることは、我々末端の建築家であっても十分果たせる役目です。人に対する思いに格差はなく、建築を介して人を思うことによって、我々自身も人と「繋がり」、「誇り」を持って生きていられる気がします。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

新しく自分らしい生活をスタートさせようとしている、新婚御夫婦、小さなお子様の生まれた御夫婦。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

それぞれの家族の、それぞれの人の「誇り」ある生き方が、隣の家族の、隣の人の「誇り」ある生き方と「繋がり」、そこに自己完結しない小さな街が自然に形成され、周辺地域に「繋がって」いくことを期待しています。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

ストリート、路地、パティオといった本来「無」の空間を「間」と考え、プライバシーを考慮しながらパブリックな場を形成し、公的、私的空間が流動的に入れ替わり人が自由に夢を描くことが出来るパティオを提案しました。何よりも、大切な人の住まいを地に脚付けて人らしく生きる第一歩と捉えました。

その問題点に対し、どのように対応したか

煩わしい人との関わりを避け続け、また避け続けることにもにもストレスを感じ、見つからない「自分探し」に疲れ果て、無気力、無関心、無謀になりつつある社会、家族、人。また、一般庶民の住まいが利益最優先の単なる一商品として扱われ消費され続けている現状。更に、新しい試みに対する行政等の無気力、無関心、嫌悪感。

審査委員の評価

新興住宅地に建てられた8戸の賃貸集合住宅である。各住戸は互いに壁を接してはいるが、すべての住戸が2階建てで、1階に専用玄関と専用パティオを持っているので、戸建感覚で住むことができる。ローコストでありながらも、住戸をコンパクトに集合させることによって、豊かな住空間をうみ出している。建物の種別としては、いわゆる「木賃アパート」といってよいが、旧来の木賃アパートのイメージを完全に払拭した意欲的な集合住宅である。

担当審査委員| 難波 和彦   芦原 太郎   高橋 晶子   手塚 由比  

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