GOOD DESIGN AWARD

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2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
戸建て住宅 [フレームプラスボックス #04]
事業主体名
衣笠貴久
領域/分類
生活領域 - 戸建て住宅、集合住宅
受賞企業
ラッツ・アーキテクツ株式会社 (大分県)
オーナー (大分県)
株式会社平野工務店 (大分県)
受賞番号
08A05035
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

南側の海に傾斜した町に建つ専用住宅である。敷地は自然石積み擁壁により造成され、南側にある下段の区間は親族の畑であり、将来的に他人が建築することは無い。施主は、海を望む為の二人住まいの家を求めていた。平屋でも眺望の得られる立地条件が形態の全てを決めている。1階?ロフト階?展望台への上下移動により、眺望はさらに変化を感じる事が出来る。構成は、ボックスとフレームにより出来ている。ボックス単位ごとに機能を持たせ、その合間に存在する領域も、意味合い持たせることにより計画は構成されている。内外に多くの中間領域が存在した曖昧な空間は、現代和風空間となっている。

プロデューサー

ラッツ・アーキテクツ株式会社 代表取締役会長CEO兼CBO 古後信二

ディレクター

ラッツ・アーキテクツ株式会社 代表取締役社長COO 伊藤憲吾

デザイナー

ラッツ・アーキテクツ株式会社 代表取締役社長COO 伊藤憲吾

古後信二+伊藤憲吾

詳細情報

http://rats-architects.com/

利用開始
2007年7月19日
販売地域

日本国内向け

設置場所

大分県大分市

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

眺望を最大限に活かせる形態。普遍性を持つデザインの構築システム。

デザイナーのコメント

主に眺望の良いところを想定した「フレーム+ボックスシステム」の条件が、最適に活かせた立地条件であった。コストの制約はもちろんの事、諸条件をクリアした結果として、純化された形態になった。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

30代夫婦の為の空間

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

住まい手は出身地である為に、この土地の魅力を充分に理解されていた。海を望む眺望、恵まれた自然、農作業と家とのつながりなど頭の中で描いていた理想を具現化している。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

外張り断熱通気工法、ペアガラス断熱サッシなどの基本性能の向上に加え、地域的な日差しの強さを考慮した軒の出、通風性などの快適性向上により、省エネルギー化を実現。木造スケルトンインフィルや増殖性のあるデザイン手法とし、家族人数などのライフスタイルの変化に対応しやすいサスティナビリティな構成となっている。在来木造工法、住宅用規格サッシなど汎用性のある工法・材料の採用により地場産業の発展を考慮している。

その問題点に対し、どのように対応したか

地球環境により、居住環境の省エネルギー化が必要と考えている。サスティナビリティ性の向上などを含めた、建築の長寿命化が必要である。木造文化の継承や地場産業の活用が、地方の社会・文化、地球環境に対して有効であると考えている。

審査委員の評価

南に海を望む傾斜地の敷地を生かし、主要な住空間をすべて南面させた、東西に長い平屋の住宅である。周辺敷地からの視線は妻壁によって遮り、南面はすべてガラス面としてしている。南面の深い庇は夏期の日射を遮り、冬期の日射を室内に取り込む。塔状のロフトを水平な軒線と対比させるデザインも心憎い。豊かな自然を存分にいかした地方ならではの住宅である。

担当審査委員| 難波 和彦   芦原 太郎   高橋 晶子   手塚 由比  

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