GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
巾木 [アルミ製巾木 albase]
事業主体名
森田アルミ工業株式会社
領域/分類
生活領域 - 住宅用設備
受賞企業
森田アルミ工業株式会社 (大阪府)
受賞番号
08A04072
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

壁の最下部に取付られる細長い横板、床と壁の境目となり機能的には壁の保護や隙間を防ぐ意味がある巾木。モダン住宅が定番化し、空間を大きく自由に使うプランが増えるなかで、従来の見付寸法が大きい巾木や装飾的な巾木では、空間の調和が乱れてしまうことが多かった。意匠を大切にするために巾木を付けたくないと思う設計者も多いが、本来は機能として必要な部位である。アルミ巾木「Albase」は、今、巾木に求められることを素直に表現しました。それは形の派手さやアイデアの突飛さではありません。もちろん、機能だけを追求したものでもありません。空間に素直に調和する静かな存在感です。

プロデューサー

森田アルミ工業株式会社 経営企画室 取締役室長 相良 和昭

ディレクター

森田アルミ工業株式会社 営業特販部 マネージャー 松本 厚志

デザイナー

森田アルミ工業株式会社 経営企画室 取締役室長 相良 和昭

詳細情報

http://www.moritaalumi.co.jp/

発売
2008年5月30日
価格

5,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

長く暮らせる家づくりと環境問題を考えたとき、木とアルミは最も適した素材の一つである。全く違った質感であるが、そのコンビネーションは新鮮な出会いがあると感じる。巾木をアルミ化することで、木とアルミのコンビネーションの新鮮さ表現し、住宅の品質、デザインを高めることを目指した。巾木から他の部材もアルミ化されて行くことを期待している。

デザイナーのコメント

「主張し過ぎない静かな存在感」を目指した。これまでアルミニウムがインテリアに幅広く使われているなかで、巾木に使用するという発想がなかった。単に素材を変えるだけでは意味がない。今日の住空間に求められる巾木は、隙間をふさぐ、掃除機のノズルの衝撃から壁を守る、施工性に優れている、そして主張し過ぎないことである。これらを満たす素材として、アルミニウムが最適であった。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

デザイン住宅であっても、建築材料として汎用的な製品から選択せざるを得ない事が多くある。住まいがシンプルであるにも関わらず、選択枝が少ないためにその部分だけナチュラルであったり。Albaseはシンプルでモダンな住宅が増えているにも関わらず、これまで注目されなかった住まいのパーツ巾木に着眼し、意匠向上求める建築設計者、施工性の良い建材を求めているビルダー、意匠向上を求める施主様を利用者として想定した。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

従来の巾木と比べ、見付け寸法が12mmというよりスリムさは、意匠面積の低さから床材の素材、色に問わず住まいに溶け込む事ができる。またマットシルバーのアルマイトは他の材質にはない、クールさと温かさを放ち、その清楚感と静かな存在感は利用者が今まで感じることができなかったモダンテイストを、直感的に感じさせる。当商品は大きく室内のデザイン性を高め、少ない投資金額で、実現する費用対効果が大きい商品である。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

リサイクル性の高いアルミニウム素材は、従来の木質や樹脂の巾木と比べ製品寿命を延命し、また施工時に押しビス工法を用いる事で、切断や穴加工を極力少なくし、加工時にでるアルミ粉を減少させ、住まいを傷めないよう配慮した。プラスターボードとの接合に接着材等を使用せず施工できるシステムになっている。巾木にも空間に対する調和を実現させることで、日本家屋のスタイルのひとつである和モダン住宅の可能性を広げた。

その問題点に対し、どのように対応したか

今後の建築界の課題である、リサイクル住宅のコンセプトに沿うこと。また現在世界中から注目されている、和モダンの可能性を広げること。

審査委員の評価

巾木としての機能を果たしながら、自らは主張しすぎず空間に調和し、室内空間に適度の緊張感と精度感をもたらしてインテリアデザインの質を高める可能性を持っている。

担当審査委員| 益田 文和   赤池 学   五十嵐 久枝   黒崎 輝男  

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