GOOD DESIGN AWARD
受賞ギャラリー
2008
グッドデザイン賞
システムバスルーム
スプリノ

部門

生活領域

分類タグ

インテリア/エクステリア

受賞企業

事業主体名

TOTO株式会社

受賞番号

08A04051

受賞対象の詳細

生活者バスライフを心身ともに豊かな時間とするためのシステムバスルーム。心の充足とは生活者が思い思いのお風呂での過ごし方を実現できること、日常から開放される上質な空間で過ごせることと捉え、好みで選べるルームデザイン・浴槽デザインの設定や部材の質感、ディテールの洗練化をさせた。体の充足の為に床の踏み心地、浴槽の入り心地、シャワーの浴び心地に拘り、触感に響く快適性を求めた。一方、生活者の加齢に応じて後付け出来るバリアフリー器具の設定や、エネルギー消費を抑える保温性の高い浴槽の設定、清掃負荷軽減への配慮も行った。

※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります

プロデューサー

浴室事業部 事業部長 加藤正行

ディレクター

デザインセンター 第二デザイングループ グループリーダー 伊庭宏

デザイナー

TOTO株式会社 デザインセンター 五十嵐健、植村尚子、尾原光哉、柿本親弘、小西加呂、西島寿美+TOTOバスクリエイト株式会社 浴室開発部 浴室デザイングループ 佐藤克仁、重信真澄designer
五十嵐、植村、尾原、柿本、小西、佐藤、重信、西島(50音順)

発売

2008/02/07

価格

990,000円 〜 1,690,000円

販売地域

国内

デザイナーの想い

十人十色である入浴への思いを形にしたバスルームを創りたいと考えた。システムバス=お仕着せのイメージを払拭する、極めて自由度の高いデザインである。シャワーでリゾート気分・家族で一緒に入浴する・深い浴槽で肩まで浸かりたい・半身浴を楽しみたい等を、多様な浴槽、水栓、カウンター、壁柄等の組み合わせでユーザーの理想に応える事を目指した。又、快適な触感、ディテールの洗練化による上質な空間を重視した。

開発・企画について

応募対象が達成しようとした目標

1:生活者が思い思いのバスライフを実現する5つのルームデザインと自分の入浴スタイルが選べる4つの浴槽デザインに加えて、カラー・壁柄バリエーション等も自由に選択できるシステムの構築。2:上質な空間創造実現の為、浴室内の器具や壁・床材の質感・ディテールの進化。3.触感の快適性の為、畳のように柔らかな床や多様な浴び心地のシャワーの実現。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

主に戸建住宅を新築、又はリフォームする生活者。特に入浴スタイル、浴室空間にこだわりを持つ生活者。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

1.自分ピッタリのバスライフが実現出来る「選べる浴室」という価値。2.バスライフをより豊かなものにする上質感のある浴室空間という価値。3.踏み心地良い「ソフトカラリ床」、多様な水流を楽しめる「シャワーバー」、肩までたっぷり浸かれる「どっぷり浴槽」等、触感に響く快適性という価値。4.洗い場や排水口のヌメリ・臭いを抑える「ヌメリま洗Ag」や掃除の容易なドア等による清掃手間軽減という価値。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

課題1に対して、加齢・身体機能の低下に応じて応募対象のシステムバスに後付け出来る手すり、入浴介助器具の開発と販売で解決した。課題2に対して、断熱クッション層を設けた床の開発や保温性の良い壁・天井パネルの開発により解決した。課題3に対して、二重断熱構造の浴槽と断熱風呂蓋からなる「魔法びん浴槽」を開発し冬季でも6時間後の湯温低下が2℃以下となり追い焚きによるエネルギー消費軽減を解決した。

その問題点に対し、どのように対応したか

課題1.加齢、身体機能の低下によっても生活者が使い続けられる浴室という課題。課題2.冬季の浴室での急激な温度変化によって身体がダメージを受けるヒートショック事故への対策。寒くない浴室という課題。課題3.家族によってまちまちな入浴時間によって生じる追い焚き回数の増加を抑え、エネルギー消費軽減をするという課題。

※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

審査委員の評価

担当の審査委員

益田 文和赤池 学五十嵐 久枝黒崎 輝男

評価コメント

「モノをデザインするという視点ではなく、バスライフを創る視点」を評価したい。日本人にとって大事な「入浴」を様々な視点から相違工夫を凝らし、盛りだくさんの魅力がある。
creative-commonsThis Work by JDP is licensed under a Creative Commons Attribution-NoDerivs 2.1 Japan License.Permissions beyond the scope of this license may be available at www.g-mark.org.このページに掲載している情報は「クリエティブ・コモンズ」<表示・改変禁止>日版ライセンス2.1で公開されています。このページの情報を二次利用する際には必ずこちらをご覧ください。

同年度の他の受賞対象

「TOTO株式会社」の他の受賞対象

JOIN US!
メールマガジンのご登録はこちら
Tokyo Midtown Design HubGOOD DESIGN STOREGOOD DESIGN MARUNOUCHI

グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が運営しています。

当ウェブサイトのご利用には、クッキーを使用しています。「同意する」ボタンを押すと、引き続き当ウェブサイトのすべての機能をご利用頂くことができます。クッキーに関する情報や設定変更は、クッキーポリシーをご覧ください。