GOOD DESIGN AWARD

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2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
フロアランプ [メタフィス・ススキ]
事業主体名
メタフィス
領域/分類
生活領域 - 家具、インテリア用品
受賞企業
有限会社CMMD (大阪府)
受賞番号
08A04022
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

メタフィス・ススキは秋の枯野のススキをイメージしたフロアランプです。静かにちらちら明滅している光と、5本真直ぐに伸びる2.4mmの細い線が、空気の流れにゆらゆらと揺れる姿は、見る人の心の深い部分にある繊細な感性に訴えかけます。モノを照らす照明から、光とその姿を味わう照明へ。メタフィスが照明のもう一つのあり方を提案します。単体での使用のほか、複数台連結して使用できる照明です。

プロデューサー

有限会社CMMD 代表取締役社長 橘薗 一彦

ディレクター

株式会社ハーズ実験デザイン研究所 代表取締役社長 村田 智明

デザイナー

株式会社ハーズ実験デザイン研究所 代表取締役社長 村田 智明

村田智明 写真

詳細情報

http://www.metaphys.jp/

発売予定
2008年8月1日
価格

18,900円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

LEDという「効率性」や「経済性」が謳われる素材を用いながら、それ以上の視点を提示するプロダクトを結実させること。具体的には、モノを照らす照明ではなく、灯りやその姿自体を鑑賞できるような、見る人の心理に訴える照明を目指した。またメタフィスブランドの次なるアイコンとしての役割を担う、シンプルかつアイコニックな造形の実現も目標に置いた。

デザイナーのコメント

機能の数や処理可能な量など、具体的に定量化可能なメリットを提供する為だけではなく、むしろ感情や気分といった人間の認知的側面にうったえかけるテクノロジーの使い方、モノのあり方が今後のデザインや製品の一つの方向性だと考えている。確かにそこにあるのだが、それを感じさせないヒューマンなテクノロジー、人の感情や情緒に働きかける気配を作り出すプロダクトを目指したのがメタフィス・ススキである。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

一般消費者から、店舗や施設まで幅の広いユーザーを想定している。ススキ単体での使用はもちろん、ジョイントパーツとケーブルにより複数台での連結使用も可能になっており、様々なユーザー像から想定される、様々な使用シーンに対応できるようになっている。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

ススキは同等サイズの照明群の中では極めて安価であり、さらに電球交換などの手間のかからないロングライフ製品である。それに加え、ユーザーに光や姿を味わうという新しいエクスペリエンスを提供している。また、単体、複数台による使用を想定してデザインされており、使用者に使い方やシーンの自由度を与えている。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

テクノロジーが可能にするよりヒューマンでエモーショナルな魅力をもった製品を提示することを目指した。具体的には、何かを照らすための照明ではなく、使用する人が光りや姿を味わうことのできる照明を提案する。人の繊細な感受性に触れる、ちらちらと明滅する光り方と、空気の流れに揺れるほどの細さをデザイン成立の必須条件として製品開発を行った。

その問題点に対し、どのように対応したか

現代の私たちのストレス過多の生活にテクノロジーとデザインの力で何か貢献できないかと考えた。テクノロジーは長らく私たちの生活に「利便性の向上」という価値を提供してきたが、それ以外にも私たちの生活に豊かさを提供できるのではないか?このプロジェクトを通じてモノとテクノロジーと人の関係の今後の一つの方向性を提示してみたい。

審査委員の評価

情緒的な点り方や繊細さといった人間的な表現をテクノロジーの力で実現し、無機的なイメージではない、LEDの新しい情感の光を生み出している。1つでも束にしても、それぞれの魅力がある。

担当審査委員| 益田 文和   赤池 学   五十嵐 久枝   黒崎 輝男  

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