GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
紙おむつ [メリーズパンツ のびのびウォーカー]
事業主体名
花王株式会社
領域/分類
生活領域 - 家庭用品
受賞企業
花王株式会社 (東京都)
受賞番号
08A02042
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

衣服の機能デザインの考え方をベースに「しめつけない」と「ズリ落ちない」を両立したパンツ型紙おむつです。ウエストはしめつけずにふんわりとフィット、代わりに腰骨の位置のゴム『ズレ防止ポイントギャザー』でおむつを支えます。おむつを使う頃の乳幼児の体型は、お腹がポッコリ膨らんでいるので、ウエストよりも寸法変化が少なく安定している腰骨まわりの方がおむつを支えるのに適しています。このおむつなら、ご飯を食べてお腹が膨れても苦しくならず、かつズリ落ちません。また、ズリ落ちて歩きにくくなる心配がないので、よちよち歩きの子どもにも安心して使えます。

プロデューサー

花王株式会社 ヒューマンヘルスケア事業ユニット サニタリー事業グループ ブランドマネージャー 藤原 正輝

ディレクター

花王株式会社 ヒューマンヘルスケア研究センター サニタリー研究所 室長 早瀬 徹

デザイナー

花王株式会社 ヒューマンヘルスケア研究センター サニタリー研究所 主任研究員・グループリーダー 佐々木 純

TORU HAYASE

詳細情報

http://www.kao.co.jp/merries

発売
2005年9月5日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

子どもに安全で、保護者が安心して使える紙おむつを目指しました。紙おむつは24時間、365日ずっと身につけているものなので、ちょっとした不快や不具合もはいている子どもにとっては大きな負担になりかねません。そこで、子どもの目線に立って、自ら表現し難いしめつけの負担を軽減し、おむつにわずらわされる事なく、自らの潜在能力を最大限に発揮できるパンツ型紙おむつを目指しました。

デザイナーのコメント

紙おむつは生まれて一番はじめに身につけるものだから、一番気持ちの良いものでありたい・・・ パンツ型紙おむつは、日に日に新しい動きを獲得していく子ども自身の力を最大限に引き出せるように、気持ちよくはけてのびのび動けるものでありたい・・・ 自らはきごこちを表現できない幼い子どもが使う物だからこそ、絶対的に良いものをつくる使命が我々にはあります。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

寝返りをうったり、動きが激しくなってきた頃から、おむつ卒業までの乳幼児。【適応体重:6?22kg】 好奇心いっぱいで、思うままに動きたい子どもにピッタリです。また、股下がスッキリしていて歩きやすいので、元気に駆け回るのにも適しています。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

お腹をしめつけずにはき心地が良いので、どんな姿勢でも、ご飯を食べてお腹が膨れてもおむつが気にならずに過せます。また、おしっこをしてもズリ落ちにくいため、歩行のじゃまにもなりません。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

おむつのウエストのゴムのしめつけを弱める事で、よく伸びてはかせやすくなり、慣れない人でも簡単に上手にはかせられるようになりました。また、子どもが自分ではく時にもはきやすいので、「自分でやりたい気持ち」を育てるのにも役立ちます。

その問題点に対し、どのように対応したか

母親だけでなく、父親やおじいちゃんおばあちゃんなど多くの人達が育児に参加しやすいように、おむつのはかせやすさにもこだわりました。

審査委員の評価

オムツではなく衣服である、という発想の転換が、「しめつけない」「ズリ落ちない」を両立させた、まさにオムツのユニバーサルデザインと言える商品である。乳幼児の体型や生活観察、母親の意見を取り入れた生活者視点がこの商品の背景にあることは、ズレ防止ギャザーなどのディテールデザインが物語っている。

担当審査委員| 長濱 雅彦   安積 朋子   大島 礼治   サイトウマコト  

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