GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ギフト [だっこ米]
事業主体名
舛屋
領域/分類
生活領域 - 家庭用品
受賞企業
舛屋 (徳島県)
受賞番号
08A02039
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

出産祝いのお返しに、生まれた時と同じ重さのお米を入れた贈答品。オリジナル米袋に、赤ちゃんの愛らしい顔写真をプリントしている。また名前や生年月日、出生時体重に加え、「このお米と同じ重さで 生まれました。だっこしてね!」と呼びかける。なかなか会えない遠方の方にも、「だっこ米」を抱くことによって、「赤ちゃんを抱っこした」という疑似体験ができるユニークさ。贈る方へ感謝と生まれた感動を伝えるのに、驚き、可愛さ、安らぎなど 感動や共感をもって受け止められることでしょう。モノ余りの時代に、生活者の感性、心に働きかける コミュニケーション・サービスを作り上げました。

プロデューサー

舛屋(マスヤ) 代表 舛 正治+株式会社アルタシステム 阿波の産直便 代表 丸岡 一洋

ディレクター

舛屋(マスヤ) 代表 舛 正治+株式会社アルタシステム 阿波の産直便 代表 丸岡 一洋

デザイナー

舛屋(マスヤ) 代表 舛 正治

詳細情報

http://www.dakkomai.jp/

発売
2007年3月1日
価格

4,980円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

儀礼的・事務的で味気ない慣行になってしまっている贈答品の消費形態に、従来の価値におさまらないモノを欲しがっているのではないかと感じ、生活者の「感性」に注目してみた。作り手と使い手が息づかいのあるやりとりをし、一緒に作り上げる商品を考えた。そして、満足度の高い表現・サービス作りを心がけ、価格競争から、価値競争への転換を目標にした。

デザイナーのコメント

生活者の目線で見た表現を軸にして、愛情・愛嬌がにじみ出てくるよう、心のデザインとしての表現ににより価値を生むよう努めた。また、使い手が「だっこ米」を抱っこした瞬間に、自分自信の人生(物語)をも、思い起こすほどのインパクトを 与えることができるようにも心がけ、「だっこ米」を通して、生活価値観の中に「感性の大切さ」を復帰してもらいたいという思いで制作した。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

利便性、効率性よりもありきたりではなく、個性的でこだわった モノを贈りたい、つまり心に重点を置き、自分の感性を表現している 価値をもった贈答品を探している方を想定した。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

ありきたりなモノではなく、今までみたことのないユニークな 贈答品であることから、驚き、可愛さ、安らぎなど感動や共感を もって受け止められている。子どもの誕生を祝ってくれた方に感謝を届ける時に、「生まれた」という喜びと感動を一緒に実感してもらえる、心を伝えることを実現している。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

新たな着眼点からの価値作りとして、これまでになかった贈答品の形態で、作り手と使い手が「感性」を通じてのやり取りを行い、贈答品を一緒に作り上げていく。「生まれた」という喜びと感動を実感してもらえるためにも、作り手と使い手、お互いが満足度の高い表現作りをできる 商品と仕組みを作り上げた。

その問題点に対し、どのように対応したか

現在のお祝い返しの贈答品の形態が、体裁・体面を飾るために、事務的で儀礼的な味気ない慣行に終始してしまっているように思われる。物質的には豊かになったはずの日本の生活だが、贈答品であることからも、心からのもてなしの大切さを考え、見直してもらいたい。

審査委員の評価

出産祝いのお返しは、タオルなどの決まりきった物と考えがちだが、新しいアイデアで贈ることの意味をデザインした点が評価された。IT化により、映像と音の送信は全国居ながらに瞬時だが、重さや触覚は送信できない。新しい命の誕生を、米と赤ちゃんの体重にリンクさせ、なかなか会うことが出来ない遠方の親者や友人抱いてもらう。このユニークな発想は、今後インタラクティブな体験型ビジネスモデルとして、ギフト業界のみならず他業界からも注目されるだろう。

担当審査委員| 長濱 雅彦   安積 朋子   大島 礼治   サイトウマコト  

ページトップへ