GOOD DESIGN AWARD

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2008

GOOD DESIGN|中小企業庁長官賞

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受賞対象名
紙製ゴミ箱 [トラッシュポット]
事業主体名
株式会社TAMU
領域/分類
生活領域 - 家庭用品
受賞企業
有限会社ドリルデザイン (東京都)
株式会社TAMU (愛媛県)
受賞番号
08A02030
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

100年の歴史を持つ紙器メーカーが、加工技術を駆使して開発した紙製のゴミ箱です。細部にいたるまで高い技術を投入して使い捨てではない、頑丈な紙のゴミ箱ができました。本体はすべて2枚の板紙を貼り合わせ、アイスクリームのカップに使用されているカール加工を施しています。この製造方法により、紙という素材の特徴である質感の高さと、わずか233グラムという軽量性を保ちながらも、高い耐久性(垂直耐荷重252kgf)を実現しています。日本人が長い歴史の中で使い続けていた「紙」という素材の可能性を最大限に生かし、何よりゴミ箱自体が「ゴミ」となることなく、古紙としてリサイクルすることができるゴミ箱です。

プロデューサー

株式会社TAMU 代表取締役社長 田村克彦

ディレクター

DRILL DESIGN

デザイナー

DRILL DESIGN

発売
2004年4月1日
価格

1,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

ゴミ箱自体が「不燃ゴミ」になってしまう樹脂製のゴミ箱。それにかわるリサイクル可能でかつ耐久性の高い紙のゴミ箱を目指した。

デザイナーのコメント

紙は日本の住空間にとてもなじむ素材です。ゴミ箱のような生活必需品をその素材で実現できることに価値を感じています。サスティナブルな素材である紙で耐久性のあるゴミ箱が実現できたことは、紙の素材としての可能性を広げられたのではないかと考えています。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

家庭内における個室、オフィスにおけるデスク周りなど、比較的狭い場所で小さなゴミ箱を必要としている方。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

狭い場所にちょうどよいサイズ。手ごろな価格。また紙ならではの心地よい落ち着いた質感。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

紙のゴミ箱の「使い捨て」というイメージを払拭するような、耐久性の高い紙のゴミ箱で、中期的な利用に適した製品を実現した。

その問題点に対し、どのように対応したか

ゴミ箱自体が「不燃ゴミ」になってしまう樹脂のゴミ箱が多い市場に対し、リサイクルできる紙製で、魅力のある、かつ丈夫なゴミ箱がなかった。

審査委員の評価

すでに存在する加工法が、思わぬ利点を持ち別の用途にも使えることをまず発見する。その「出所」を隠す事なく、けれど新しい用途に馴染むよう、最小の変化でその発想を形にする。そのプロセスはとても素直で、出来上がった商品は詩的で凛としている。紙という素材がいかに日本家屋のインテリアと馴染みがよいか、ということに気づかせてくれる繊細な色使いも心地よい。

担当審査委員| 長濱 雅彦   安積 朋子   大島 礼治   サイトウマコト  

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