GOOD DESIGN AWARD

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CC

2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
子どもとともにデザイン展 [子どもの感性研究によるイノベーション、ポストデザイン]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
九州大学 ユーザーサイエンス機構 子どもプロジェクト (福岡県)
受賞番号
07D01050
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本プロジェクトは、既成のデザイン観にとらわれず、「子どもの感性」をキーワードにプロダクト・プロセスなどを集め、フォーラムを含めた巡回コンテンツ化することで、デザイナー、子どもたち、地域社会に暮らす人々とともに「Co-Design, Co-Development With Users」というポストデザイン手法を、創造・啓発するプロジェクトである。また、大学の新しい知として、これまで教育・福祉的な「対象としての子ども」という概念を、「子どもの感性」をすべての人の「共感点」として視覚化・体験化することで、「方法としての子ども」という未来へビジョンを共有できるソーシャルデザインとしても発展させる。

プロデューサー

南 博文、目黒 実

ディレクター

西村 隆彦(デザイン・ディレクター)、酒井 咲帆(プランニング・ディレクター)

デザイナー

西村 隆彦、野見山 聡一郎

詳細情報

http://www.kodomo-project.org

開始日
2007年8月1日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

クリエーションの現場では、良いプロダクトを生むために、暗黙知のように「子ども」がキーワードになる事があるが、「子ども性」と「デザイン」の曖昧な関係を、子どもたちも体験できる展示として情報整理するようにデザインし、デザイナーの中の「子ども」、一般の人の中の「子ども」、高齢者の中の「子ども」、子どもの中の「子ども」、すべての人に新鮮な価値観をもって「子ども」という共感点を得られるデザイン展にしたい

デザインサイドに提示された要求・要望
1.「対象としての子ども」から「方法としての子ども」という概念のパラダイムシフトを視覚化・体験化し、どのように未来への重要なキーワードを生む価値創造の場にできるか。
2.「Co-Design」という、一般ユーザーの意志・創意工夫、デザイナー自身の社会的な新しい役割・協働の必要性を予見できる展示デザインにする。
3.「衣食住・医療・遊び」という領域において「方法としての子ども」という概念をブレイクスルーした展示コンテンツを、会場構成によっても体感できるようデザインする
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

子どもに対しての展示の配慮。コンセプトを体験や実感として感じてもらえる展示空間作り

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

子どもでも大人でも、世代を超えて魅力的に感じるデザイン構成

デザインが技術・販売等に対して行った提案

ユーザー自身が「子ども」という事に対して本質的な話題・体験・ニーズを引き出せる企画展示デザイン

審査委員の評価

子供の感性を大切にしつつ、科学技術の興味を高める試みとして高く評価できる。子供目線から現行の多様なデザインを見直すという発想にも可能性を感じる。

担当審査委員| 赤池 学   生田 幸士   タナカノリユキ   西山 浩平   原島 博  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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