GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
家庭の生ゴミが良質な肥料に。消費者参加型家庭生ゴミ循環システム『エコキッチン倶楽部』 [”食べる人・作る人・運ぶ人”が一体となって安全な野菜を育てるリサイクルシステム]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
らでぃっしゅぼーや株式会社 (東京都)
受賞番号
07D01043
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

会員宅で出る生ゴミを、各家庭で乾燥式生ゴミ処理機「リサイクラー」を使い、1/7の量に乾燥させる。乾いた生ゴミは"乾燥資源"として毎週の商品お届けの際に回収。全国5つの物流センターでまとめ、各地域の生産者の元へ運ぶ。"乾燥資源"は有機肥料の原料の一部として有効利用され畑に戻し、有機・低農薬野菜となって会員へ再びお届け。民間が一般家庭を対象とした生ゴミリサイクルとしては、日本初の試み。2001年に開始した本取組みは、2007年5月現在1,533世帯が参加。らでぃっしゅぼーやは家庭と生産地をつなぐ循環型社会へのビジョンを、消費者の皆様と共有できればと願っている。

プロデューサー

らでぃっしゅぼーや株式会社 代表取締役社長 緒方大助

ディレクター

らでぃっしゅぼーや株式会社 MD部長 泉原兵庫

デザイナー

らでぃっしゅぼーや株式会社 MD部 エコロジーグッズ課 関本 朗

エコロジーグッズ課 関本 朗

詳細情報

http://www.radishbo-ya.co.jp/ecokichenclub/index.html

開始日
2001年7月1日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

食品加工業者や外食産業から排出される生ゴミは、食品リサイクル法により排出制限が義務づけられている。しかしながら、国内で排出される生ゴミ全体の約半分は家庭から排出される生ゴミである。この問題に対し、らでぃっしゅぼーやの「会員制宅配システム」と「生産者とのネットワーク」の輪をつなぐことによって、生ゴミの回収・運搬・処理・再利用の一連の流れを解決策として社会へ提案したいと考えた。

使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

住んでいる市町村が生ゴミのリサイクルに取り組んでいなくとも、らでぃっしゅぼーやの会員制宅配システム利用すれば、生ゴミを資源化することに気軽に参加できる。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

国内の生ゴミ全体の約半分は家庭から排出されるものです。食品リサイクル法では家庭生ゴミに対する規制はありません。「エコキッチン倶楽部」は新しい形の循環型社会のインフラとして提案しました。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

生ゴミに含まれる大量の水分が、ごみ焼却時の温度を下げ、ダイオキシン発生につながるといわれています。家庭生ゴミの削減とともに、堆肥へ変えるなどの有効利用を促進させる仕組みにしました。

審査委員の評価

単なる宅配だけでなく、生ゴミを集めるサブシステムのデザインがサイクルをつくっている。コミュニティリサイクルの本質的なシステムとして重要な試み。

担当審査委員| 赤池 学   生田 幸士   タナカノリユキ   西山 浩平   原島 博  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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