GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
エコッツェリア(有限責任中間法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会) [新丸ビル10階「エコッツェリア」を拠点とした、環境共生型の都市再生技術開発や、就業者や来街者のエコライフスタイル化を促進する、地域協働型の新たな公益的法人による持続可能性創発活動]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
三菱地所株式会社 (東京都)
受賞番号
07D01034
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

日本のビジネスセンターである大手町・丸の内・有楽町地区において、ヒートアイランド対策、温暖化ガス排出量削減、省エネルギー、資源循環技術等の知見を集積し、具体的な事業企画やその運営を行う、地域内の企業や団体によって業界横断的に組織された公益的な実働組織による一連の取り組み。先進技術やノウハウの集まる地域共有の「エコ・イノベーションプラットフォーム」であり、新丸ビルに設置された活動拠点施設「エコッツェリア」は、地域環境の現状や活動成果の可視化を行う「モニタリングセンター」として機能すると同時に、柔軟なサロン機能、展示機能を有し、また、エコデザインの実践を通じ心地よい空間作りを行っている。

プロデューサー

三菱地所株式会社 都市計画事業室 室長 谷澤 淳一、副室長 井上 成、近江 哲也、渡辺 倫樹、井上 奈香、中嶋美年子、小倉かよ、戸部恭子

ディレクター

株式会社乃村工藝社 CCカンパニー MC事業本部 デザイン1部長 鈴木 恵千代/Earth Literacy Program代表 竹村真一/慶應義塾大学環境情報学部専任講師 田中浩也

デザイナー

株式会社乃村工藝社 CCカンパニー MC事業本部 デザイン1部 デザイナー 鈴木 志乃/Earth Literacy Program アラカワ ケンスケ

詳細情報

http://ecozzeria.jp

開始日
2007年5月14日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

日本のビジネスを先導してきた「大手町・丸の内・有楽町」の企業群が新たに組織した、都市の持続可能性創発に取り組む公益的な法人の活動拠点として、街区で展開する様々な環境活動の成果や歴史を「見える化」するICTインターフェースや、街の記憶を湛えたリサイクル素材、壁面緑化などの都市型環境共生技術を効果的に活用し、インドアながら緑にあふれ心地よく創造性を刺激する空間が、次の企みを誘発するデザインとした。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.地域内外の多様な主体が組織横断的に連携・参画し、様々な事業や活動を通じて持続可能性そのものを創発する場としてのサロン機能、プレゼンテーション機能の実装。
2.地域内企業の持つ先進的な環境技術やコミュニケーション技術を、今後のまちづくりに活用することを前提に、かつ広く商品化も視野に入れたコンテンツ開発に繋げる。またそれらを空間デザインに取り込むこと。
3.日本やアジアの持つ自然資源や、伝統的なものづくりの技術、地域の持つ歴史・文化やモノの来し方行く末を語るきっかけとなるリサイクル資材等を空間に生かすこと。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

会議やセミナー等を実施できるサロン機能、および成果展示やプレゼンテーション機能を持つ空間として、限られた空間で柔軟な運用が可能なフレキシブル性を持つこと。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

連携や協働を方向付ける表現として、かつて水網都市であった江戸の歴史に思いを馳せ、「水」でつながれた生態系の下流域に立地する都市であることへの理解を促す「バイオリージョン=地域生命主義」の視点の導入。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

地域内で行われている屋上緑化やサステイナブルビルディング建築技術、環境モニタリングの成果を「可視化」し、体感させるための「タンジブル(触れる)デザイン」の導入。

審査委員の評価

環境技術と再開発計画を発信するアンテナ施設の提案だが、地域のステークホルダーを組織化し、コーポレートならぬコミュニティの指すサスティナブルレポートやコミュニティキャスビーなどを具体的に展開している実践を評価。

担当審査委員| 赤池 学   生田 幸士   タナカノリユキ   西山 浩平   原島 博  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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