GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|インタラクションデザイン賞

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受賞対象名
ウェブサイト [Experience Color]
部門/分類
コミュニケーションデザイン部門 - デジタルメディア
受賞企業
松下電器産業株式会社 (Japan)
受賞番号
07C02021
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

全編通して、大画面の高画質映像、高音質のサウンドを使用した3つのコンテンツで日本の美に迫ります。最初に日本の伝統色を用い高画質映像を体験する2本。「生命の色」を主題に艶やかな金魚を使った『生ノ彩リ』。「光と影」を主題に能舞台の厳かな色彩世界を再現した『光ノ舞・影ノ舞』。映像にインタラクションを交え、見るだけでなく参加する新しい色彩の体験を作り出します。もう1本は屏風絵を舞台に、アクセスしたユーザーのコラボレーションを楽しむインタラクティブな『色ノ座ニ遊ブ』。操作中、カーソルの触れた色が画面下に蓄積され、意図的にもしくは無意識のうちに貯められたこの色から新しいコラボレーションが生まれます。

プロデューサー

松下電器産業株式会社 コーポレートコミュニケーション部門 Web推進室 次田 寿生

ディレクター

青木 誠、工藤 靖久、黒田 幸彦、室市 栄二、茂出木 龍太 (株式会社 ビジネス・アーキテクツ) / 内山光司 (GT inc.)

デザイナー

青木誠、黒田幸彦、室市栄二、茂出木龍太、岩城洋平、白井一寿、二村弘志郎、九鬼律子、高橋大介、金沢麻美 (株式会社 ビジネス・アーキテクツ)

詳細情報

http://panasonic.net/experience-color/

開始日
2006年3月24日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

日本的な審美眼を通した“色”を表現し、“色”に触れ“色”を遊び“色”の美しさを感じる体験を提供します。VIERAの商品特徴である高品質、高画質、高い色再現性を伝えるために、映像の本質である色に注目し、“色”という美しさの価値を楽しみながら、知ることができます。プラズマディスプレイのメイン市場である北米を含む、全世界をターゲットにVIERAの新しいブランドイメージの確立を目指しています。

審査委員の評価

日本の色文化をウェブ上で体験することで、ビエラというテレビの表示能力を訴求できている。金魚、薪能、琳派の屏風という3つのテーマが見せてくれるのは、紅白、陰影、渋味の中間調と金銀の対比など、この国が培ってきた美意識の根源につながる色彩で映像の質は高い。画面に現出する映像を観るだけに終わらせず、マウスを操ることでテーマごとの色世界を楽しむことができる。インターフェースは視覚的な配慮が行き届いており、途中で操作に迷うような破綻がない。たとえば、金魚の紅白の群舞が体験できる最初のテーマでは、操作が可能なシーンになると画面の上下端が収縮してマウスのクリックを促してくる。収縮=クリックというルールを無言のうちに教える作法は、ボタンやリンクといった既定のルールに依っていないにもかかわらず、すぐに理解できるような提案性を確立している。同時に、それがテーマになっている日本文化とつながるかのような、無言の言語性を観る者に意識させる暗喩となっており、サイト全体に高度の知性を付与している。独自の色文化に触れつつ、言語の裏に息づく文化をインターフェースの構築だけから表現している点は特筆に値する。

担当審査委員| 中谷 日出   戸島 國雄   福冨 忠和   宮崎 光弘  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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