GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2007

GOOD DESIGN|中小企業庁長官賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
ウェブ制作ソフトウェア [バインド・フォー・ウェブライフ]
部門/分類
コミュニケーションデザイン部門 - デジタルメディア
受賞企業
株式会社デジタルステージ (東京都)
受賞番号
07C02005
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

Web2.0時代に対応し、誰でも簡単にW3Cに標準準拠したHTMLのウェブサイトが作成できるソフト。テンプレートの要素を「エリア」「レイアウト」「ブロック」に分け、各々のパーツから適したものを選び編集を繰り返しながらページを組み立てます。独自編集エンジンの搭載により1億通りを超すバリエーションを実現し、カスタマイズは自由自在。おまかせ機能を使えばわずか5クリック30秒でサイトが完成します。ブラウザの互換性の保証やその他使い手だけでなく見る側も考慮した親切な設計にしました。またパッケージそのものがバインダーからなり、捨てずに「使い続けるパッケージ」は、環境問題への取り組みのひとつと考えています。

プロデューサー

株式会社デジタルステージ 平野友康、熊崎隆人、中野敬一郎

ディレクター

株式会社デジタルステージ 浅沼拓歩、川村有+カンテツワークス 小林貫

デザイナー

長藤寛和デザイン室 長藤寛和+有限会社CRYPTOMERIA 杉江宏憲+SUGARCUBE 佐藤香代

デジタルステージ 代表取締役 平野友康

詳細情報

http://www.digitalstage.jp/bind/

開始日
2007年9月14日
価格

19,800円

問い合せ先

株式会社デジタルステージ 広報
Email: contact@digitalstage.net
URL: http://www.digitalstage.jp/

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

これだけウェブ制作が重要な世の中において、従来のウェブ制作ソフトは煩雑さを解決してこなかった。当ソフトは、ウェブの制作の方法とウェブそのものの在り方を再発明するために、最大限シンプルな操作を実現することに注力した。インターネットの利点は組織や予算の大小に関係なく平等であるということも重視し、中小企業や個人であっても大企業と同様のウェブサイトを持てることをゴールとした。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.あらゆるウェブサイトのデザインを解析し、わずか6つのブロックの組合せから成ることを突止め構造化した。
2.必要最小限のボタンによるインターフェース。目の前の作業に必要なものだけを表示する画面構成。
3.単なる制作ツールにとどまらない、楽しく、本気で勉強したくなるパッケージと同梱物。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

従来は煩雑だった操作を簡単にすること。ウェブに「編集」という概念を持ち込むこと。ウェブを持つということの意味を再確認すること。インターネットは予算の大小に関係なく、平等に優れたウェブを構築し、伝えたいことをアピールできる場だという本来の姿を取り戻すこと。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

HTMLの規格や今後出るブラウザや端末にもアップデートにより自動的に対応できる仕組みを採用した。技術的にはHTML以外の言語も扱うことのできるスケーラビリティを持っている。またW3Cの定めるWeb標準に準拠したソースコードを自動生成する。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

職業的ウェブ制作者ではなく、ウェブを本当に必要としている人に向けてマーケティングや訴求を行なうべきだと提案した。

審査委員の評価

簡単なマウス操作でウェブサイトが作れる開発ソフト。特別の知識は必要なく、用意されたパーツを組み合わせ、好みに応じて調整を施すことで1億通り以上のデザインができる。おまかせ機能を使えば、マウスのクリック5回でサイトが作れる。この種のお手軽ソフトは他にも数多くあるが、このソフトは個々のテンプレートやパーツのデザインに優れており、中核のエンジン部分が世界標準になりつつあるAjaxと呼ばれる開発環境をベースにしている点で、高度の汎用性を獲得している点は注目に値する。世界的に見て、このレベルまで機能を提供しているパッケージツールは存在しない。開発にかかるリスクを考える時、製品化にこぎ着けた同社の力量は日本にとどまらず世界レベルで評価に値する。

担当審査委員| 中谷 日出   戸島 國雄   福冨 忠和   宮崎 光弘  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ