GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
伊勢丹本店本館屋上庭園 [〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 環境デザイン
受賞企業
株式会社伊勢丹 (東京都)
清水建設株式会社 (東京都)
株式会社フィールドフォー・デザインオフィス (東京都)
受賞番号
07B03019
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

昭和8年百貨店開業以来、幾度もの増改築を経ており、設備改修、耐震補強工事等安全性の強化、建物価値の向上を図ることを目的とした中での屋上改修計画。既存アスファルト防水を防水材注入工法により改修。不要撤去物を取り除いた後、床水勾配をリセットして緑化を行った。緑陰形成の為、築山状に客土厚を確保して中高木による緑のエリアを設けた。既存塔屋壁面前にはプランターによる竹林と、再生木ルーバーによる緩衝ゾーンを設け、屋内から庭へ出る為のシークエンスを作った。

プロデューサー

株式会社伊勢丹 総務部長 土方文夫

ディレクター

清水建設株式会社 設計本部グループ長 黒川明彦

デザイナー

株式会社フィールドフォー・デザインオフィス ランドスケープデザインG 渡辺高史

開始日
2006年6月1日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

昭和8年開業以来、伊勢丹本館本店屋上は、子供遊具が花形を務める‘かつてのデパートの屋上’の姿があった。昨今、重要な問題となった地球温暖化、ヒートアイランド現象に対して‘緑化’が叫ばれる中、時代背景を考慮した新しいデパートの屋上が待望される改修プロジェクトとなった。利用する人々にとっても“都会の喧騒の中でのアーバンオアシス”として気持ちまでもがクールダウンできる空間を目指した。

審査委員の評価

都市の光景が刻々変化する中で、伊勢丹本館は開業以来の建物を維持しており、「都市の記憶=時間軸」を保ち続ける数少ない建物である。(東京生まれにとってはうれしい存在)環境への配慮の一つの手段である屋上緑化は、今様々な建物で実施されているが、商業施設(坪辺り売上げが重要視される)で実施されていることは評価出来る。植栽のあり方も「武蔵野の自然の草木」が中心であり、写生をしたり写真を撮ったりしている中高年の男女や、乳母車に子供を乗せた若い母親など、都会の中のオアシスとして、日常の暮らしに組み込んだリピート性の高い使い方がなされている。建前だけではない、人の暮らしにとって本当に有効な屋上緑化空間として高く評価したい。

担当審査委員| 田中 一雄   川上 元美   黒川 玲   南雲 勝志  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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