GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
コスモレジデンス綱島 [神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目987他(地番)]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 商品住宅
受賞企業
株式会社コスモスイニシア (東京都)
フジ都市開発株式会社東京支社 (東京都)
受賞番号
07B02033
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

計画地は東急東横線「綱島」駅と「日吉」駅の中間に位置しています。都心までのアクセスの良さ、工場と木造アパート、戸建住宅が散立している周辺環境と、計画地は様々な面を持ち合わせています。そこに57世帯の集合住宅を計画するにあたり、生活スタイルに合わせてプランの変更ができる『スタイリングコンポジション』システムを導入し、事業者の一方的な押し付けではなく購入者と『共に創造する住宅』をテーマとしました。

プロデューサー

株式会社コスモスイニシア 横浜支社

ディレクター

株式会社コスモスイニシア 横浜支社 建築監理部

デザイナー

株式会社コスモスイニシア一級建築士事務所

開始日
2006年8月29日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

分譲住宅において創造する側と住まう側がどこまで共鳴できるかへの挑戦でした。オーダーメイド感覚で住宅を共に創り上げる『スタイリングコンポジション』システムの導入、空間(箱)部分の可能性を最大限引き出した基本計画等を提案し、総合的に高い住環境を得る為になされたデザインは、建築のディテールから様々なシステムに至るまで幅広く及び、開発事業におけるデザインのあり方、可能性を示唆するものになったと考えます。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.家族ごとのライフスタイルの気付きと、それを具現化できる出逢いを現実のものにすること。又、細やかな要望に対して可能な限り対応できるシステムを確立すること。
2.住まう人々の背景として建築空間が存在し、端整で上品であり、かつ上質な空間性と佇まいをデザインすること。
3.住空間においては、立体的な目線の変化を意識した住戸開発と、高い可変性を有すること(購入前、購入後ともに応えられること)
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

シンプルな構造計画及び、質の高い空間性を持つこと。梁を壁に内蔵させる計画や、平方ではなく立方で計画された住戸を創造すること。ユーザーがイメージし易い手法で提案し、気付きと判断をし易くしたこと。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

前面道路側にシンボル性の高い壁面を設置し、『象徴』『屋外と屋内の緩衝』『照明』と様々な機能を有した外観をデザインしたこと。インテリアでは背景としての建築に徹するデザインを駆使したこと。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

自分らしい住まい方、自分好みの住まい方を具現化できる新しいデザイン・システム構築を行うこと。そこに、時間軸を導入し、大規模なリフォーム無しで持続可能な住宅を創造すること。

審査委員の評価

分譲マンションでありながら、ユーザーの希望を反映させた住まいづくりをめざす「スタイリング・コンポジション」システムを導入している点が興味深い。一部の住戸に1.5層の階高を持つ住戸を取り入れ、住まいの多様性を追求している点に一歩先を見据えた視点が伺える。

担当審査委員| 芦原 太郎   手塚 由比   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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