GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
レシオン武蔵小杉 [神奈川県川崎市中原区今井西町203-1]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 商品住宅
受賞企業
株式会社コスモスイニシア (東京都)
受賞番号
07B02026
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

scrap and buildが常識の分譲マンション事業において、躯体を含む既存部分を可能な限り活用し築10年の社宅を再生し、161戸の分譲マンションとして販売しました。環境に配慮した事業であると共に、工事期間が内装工事のみと短いため、ユーザーからのプラン変更のニーズも積極的に取り入れることを可能としました。また、共用部についても中庭を2箇所設置、道路境界沿いに並木の設置等をし、計画地全体の緑量を増加させ環境への配慮を積極的に行いました。エントランスにおいては壁に使用されているタイルを剥がすことなく上から吹付けを行い、極力廃材が出ることを抑えると共にデザインの一新を図りました。

プロデューサー

株式会社コスモスイニシア 横浜支社

ディレクター

株式会社コスモスイニシア 横浜支社 建築監理部

デザイナー

松井亮建築都市設計事務所+株式会社スルガコーポレーション一級建築士事務所+コスモスモア

開始日
2006年10月5日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

企業の社宅から分譲集合住宅へのリノベーションプロジェクトです。デザインにおける課題は<環境保護の観点と原風景として継承していくもの>と、<ライフスタイルの多様化に応える為に新たに生み出していくもの>とをどのように選択し、再構築していけるかということがテーマでした。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.基本性能を次のユーザーの為に保持しながら、多様化するライフスタイルに対応できる住宅のあり姿を具現化すること。
2.緑化計画を見直し、街並形成に寄与する構成とすること
3.古い印象のエントランス空間を一新し、照明計画も含め美しく居心地の良い雰囲気を形成すること環境保護の観点から、極力既存部分に手を加えないデザイン手法・施工手法の選択を検討すること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

家族のあり方・関わり方が社会的な課題となっています。緩やかに間仕切られた空間のつながりかたと、限られた広さの中で機能部分を集約することにより、豊かな空間性を具現化することが課題でした。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

共用部分に関しては、性能的に継続使用可能な部位に関しては、デザイン・工法検討を含めた記憶の継承というテーマでのリノベーションデザインが課題でした。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

周辺地域になじみのある佇まいに、緑化をいかに効率的に追加植樹し街並み景観への貢献を果たせるかが課題でした。

審査委員の評価

日本ではまだ事例の少ないリノベーションにデベロッパーが取り組んだことは画期的である。部屋を家具で仕切って個室にしている点もマンションとしては新しい方法である。

担当審査委員| 芦原 太郎   手塚 由比   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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