GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
育つ家 [奈良県大和高田市旭南町28-19(モデルハウス)]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 商品住宅
受賞企業
有限会社アーキ・クラフト (奈良県)
高草大次郎建築設計事務所 (大阪府)
受賞番号
07B02009
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

若い世代をターゲットにした商品化住宅。高額の住宅ローン何十年もを抱え込むのではなく、5年から10年後を見据えて、ローコストで最低限の機能で住宅を購入し、ライフスタイルの変化に合わせて増改築をしていく。外観・インテリアについてもバリエーションの中からクライアント自身が好みの仕上をセレクトする。仕上のセレクト・敷地形状への変化に対応するべく、RCの基壇に単純な一体空間のボリュームがのる構成とした。一体空間のボリュームは吹き抜け部を増床することで増改築に対応する。コスト・仕上・人生設計とあらゆる面において、住宅をもっと気軽に購入しよう、そんなコンセプトが外観や空間構成にも表現されている。

プロデューサー

有限会社アーキ・クラフト 営業部長 倉原猛

ディレクター

高草大次郎建築設計事務所 代表 高草大次郎

デザイナー

高草大次郎建築設計事務所 代表 高草大次郎+多田正治アトリエ 多田正治+遠藤正二郎デザイン 遠藤正二郎

高草大次郎

詳細情報

http://www.arc-craft.com/sodatsu/

開始日
2007年3月13日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

戸建て住宅であれば、敷地を読み、施主の要望・好みを取捨選択しながら最適解を導いていく。建物のプロポーションもオリエンテーションも開口部もどうなるか分からない、その中で決定したのは、接道によって決まる基壇部と方位によって決まる単純な箱の構成。単純な構成は他要素によらない強いボキャブラリーとなった。「建てる」のではなく「買う」、「増改築」ではなく「育てる」、そんな気軽な住宅があってもよい。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.増改築・カスタマイズを前提とした設計。
2.住宅一次取得者の資金計画を考慮し、ローコストでありつつも満足度の高い意匠性
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

可変性とローコストを両立する住宅をいかにして計画するか。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

増改築・カスタマイズを前提としつつもシーリーズとしてのイメージをどのようにつくるか。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

多様なライフスタイルと嗜好に対応した住宅をいかにデザインするか。

審査委員の評価

RC造の基壇と木造ボックスのシンプルな空間構成を持つ、増改築に配慮されたローコスト住宅である。家族の成長に合わせた改築、仕上げやインテリアなどのバリエーションなどカジュアルに捕らえられるような工夫がされている。住宅という一生に一度のお買い物を、若い人でも気軽に対面できる仕掛けを提示したコンセプトが評価された。

担当審査委員| 芦原 太郎   手塚 由比   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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