GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
プラッセ [大阪市浪速区敷津東1-1-1]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 商品住宅
受賞企業
JPホーム株式会社 (東京都)
受賞番号
07B02008
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

RC住宅を不変部分と可変の部分に明確に区分したSI住宅である。簡易なルールに基づいて空間ヴォリュームを算定、8本の壁柱<Oct-Wall>とスラブで内部に柱の無い不変のスケルトンを構成する。一方非耐力外壁<Be-Wall>は他のインフィルと同様に可変部分とし、開口部にしたりバルコニー等別のエレメントのチョイスもできる。Oct-Wallの配置やプランニングは簡易なルールに従って施主がWeb上で参画、相談ができる仕組みとした。不変部分は設計・施工の標準化により都市の街並みや狭小敷地に映える外観の基本イメージを保持しつつ相談、設計、作図、施工等がより効率的な運営が可能となりコストメリットも生まれた。

プロデューサー

JPホーム株式会社 商品開発部

ディレクター

JPホーム株式会社 プラッセ開発プロジェクト マネージャー 太田耕造

デザイナー

JPホーム株式会社 プラッセ開発プロジェクト 星雅人、和田為義、梅木裕章

詳細情報

http://www.jp-home.jp/plasse/

開始日
2006年8月

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

これからの時代が求める住宅のキーワードは「強・永・健・楽・美」、不易と流行両面にしなやかに対応できるスケルトン・インフィル住宅で無ければならない。何世代もの家族が住み継ぎ、それぞれの暮らし方や時代性をプランやデザインに反映できる構築システムを開発した。外観は都市の街並み景観に馴染むシャープでシンプルな顔にこだわった。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.●クライアント自らデザインしたい---コンクリート造を望んでいるが高度な専門技術が必要で、納得のいくプランが出来ない。夢は大きくふくらむが、思いと異なる建物とならないか大変心配。
2.●価格明快---専門用語が多く、まだ目に見えない物の価格が非常にわかりにくい。工事業種別の価格ではなく、建物の部位別に価格提示して欲しい。例えば構造体の価格、部屋別の価格など。
3.●都市での快適な暮らし---コンクリートが自然災害に強くて永持ちするのは当然の事として、本当に快適に暮らせるのか、デザインは飽きの来ない美しいものなのか。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

●不変な構造美---安全・安心を支える耐力壁柱(Oct-Wall)は250mm厚×1,500mmの幅で統一し、50m2の大空間を支えるシンプルな構造美はデザインの基本フォルムを秩序よく決定する。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

●可変自由空間---無柱、無梁の50m2までを基本とする大空間(Be-Stage)はライフステージやライフスタイルの変化に柔軟に対応できる。クライアント参加でプラン作りは個性的で満足度を高める。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

●フレキシブルな窓まわり---不変なOct-Wallに対して自由度の高い窓周り(Be-Wall)を計画できる。クライアントの個性が大いに発揮できる部位であり、地域文化の個性も豊かに表現される。

審査委員の評価

RC造の独自のプランニングと構造方式をシステム化し、シンプルかつフレキシブルな住宅を成立させている。このシステムに対する考え方は、建物だけでなく、設計業務にも反映され、トータルな新システムを提示している点が高く評価された。

担当審査委員| 芦原 太郎   手塚 由比   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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