GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
和美庵 [埼玉県春日部市谷原2-2-6]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 商品住宅
受賞企業
ポラテック株式会社 (埼玉県)
受賞番号
07B02006
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「和美庵」は木・紙・石・草などの自然素材を取り入れ、住む人の「間」と「繋がり」を大切にした家である。都市部の住まいである町家の知恵を多く取り入れつつ、現代の生活スタイルを融合した新しい和の住宅を提案。格子や障子等の透ける素材や視線が抜ける間取りにより、適度な距離感を保ちながら互いの気配を感じることができ、それが暮らしに寛ぎをもたらす。仕上素材の設定については高価なものを避けて統一し、一定の技術水準を持った職人による施工とすることで品質確保とコストダウンを図った。

プロデューサー

ポラテック株式会社 代表取締役 中内 晃次郎

ディレクター

ポラテック株式会社 木造住宅事業部 PO HAUS Dv 有賀 文彦

デザイナー

ポラテック株式会社 木造住宅事業部 PO HAUS Dv 百瀬 修

百瀬 修

詳細情報

http://www.pohaus.com

開始日
2007年4月21日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

目指したものは“和の心の継承”。和風住宅ということではない。それは日本人のDNAをくすぐる「間と繋がり」と素材自身で表現される。主に都市型住宅に住み慣れてきた人々が、この家に入った瞬間に「懐かしさ」を感じ、空間そのものの風情にも浸れる住まいを提供したかった。そこからもたらされる暮らしは挨拶や人々の交流がいつまでも息づく日本の住まいとなる。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.幼少の頃に育った古民家を思い出す懐かしい現代の和の住宅を創る。一般ユーザーの手の届くコストで実現。
2.子育ての終了した50代以降の夫婦がほどほどの距離感を保ちながら、互いに気配を感じることができること。
3.直営一貫施工体制であるポラスグループの特性を活かした住宅
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

高価で希少な材料を使用せずに、かつ必要な強度を確保しながらデザインすること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

ほど良い距離感を保つ間取り空間を構成すること。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

職人の手仕事が持つ「味わい」を一般住宅に安定供給すること。また、それに必要な職人教育と技術指導をすること。

審査委員の評価

地方ハウスメーカーが現代に通じる日本の生活を考え、新技術と職人の技を取り入れた新和風住宅である。町屋のつくり方を参考にしながら、自然素材や空間のボリュームを検討し、繋がりのある住宅空間を提供している。又素材にこだわりつつも、施工によるコストダウンを図っており、新しいものづくりを提案している点が評価された。

担当審査委員| 芦原 太郎   手塚 由比   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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