GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
木造住宅 シャーウッド「縁(ゆかり)の家」 [静岡県掛川市中1100 積水ハウス株式会社 静岡工場 すまいの夢工場内]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 商品住宅
受賞企業
積水ハウス株式会社 (大阪府)
受賞番号
07B02003
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

新しい日本の家として「縁/ゆかり」をデザインコンセプトとした。屋根型を強調し下屋をファサードに配する事を基本造形とし軒先ディテールを新規開発。おおらかで繊細な姿と街に上質な「縁/界隈性」をもたらす事を目指した。内部空間は自然と共存する「縁」を随所に展開。モデルプランでは中庭から土間を諸室より上下足問わず共有出来る回遊空間を提案。また大小の開口部を組み合わせや、引戸・欄間などを用い自然との繋がりと各居室の微妙な距離を生む「縁」を演出。内装は木造架構の柱や勾配梁などの存在感を強調すると共に自然な素材感を活かした。これらにより新たな和の志向を持つユーザーへの提案を可能なものとした。

プロデューサー

積水ハウス株式会社 商品開発部 

ディレクター

積水ハウス株式会社 商品開発部 

デザイナー

積水ハウス株式会社 商品開発部 

詳細情報

http://www.sekisuihouse.com/products/shawood/flash.html

開始日
2007年4月28日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

独自の自然環境や暮らしと共に存在してきた日本の家。私たちを取り巻く環境が変化してきている今こそ、歳時事や季節に応じた暮らしの知恵など、大切にしたい日本のしつらいを現在に取り込んだ住まいを提案したい。それは単なる造形や様式的な捕らえ方ではなく、これからの環境下で豊かな生活をしていくために過去来からの上質な暮らしの知恵と現在のテクノロジーの融和を図ったものとしたい。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.まちなみの再創生や界隈性といった場の価値を高める地域の構造整備をともない、かつ、住まい手が美しい風景への愛着を感じながらの生活行為が行なえる社会の中のすまいとすること。
2.昨今の環境問題に対し積極的な解決関与を望み、自然環境共生や自然回帰等の仕掛けを取り入れる、新しい「和の暮らし」としてのライフスタイルを享受できる住まいとすること。
3.日々の多様な生活シーンの中で、様々な「場・時間・空間」に於ける家族のつながりを、住まい手に応じて関連付けられる仕掛けを備えた住まいとすること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

「まちとの縁/ゆかり」 おだやかな緩勾配の屋根型と多層面での桁面を周辺環境、社会との接点とする。それによる上質な「界隈性」の創出と、個や地域の資産価値向上をもたらす事を目指したい。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

「自然の縁/ゆかり」 外部との接点に中庭や土間を用いるとともに、自然な内外の融和を促す仕掛けとして、開口の組み合わせと軒の出1200mm強の軒下空間の魅力を活かした空間を演出したい。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

「家族の縁/ゆかり」 新しい空間構成によるゾーニングと建具等の可変空間の実践を建築的仕掛けに基づき、今後想定されるクライアントの多様なニーズを受けての新たなライフスタイルの提案を行なえるもの。

審査委員の評価

伝統的スタイルを新しい解釈のもとに和風住宅としてまとめ、広い敷地の郊外や地方むけての完成度の高い住宅である。日本人なら誰もが感じられる感触を残しながら、「新しい日本の家」というコンセプトが感じられる。ただ外装的な日本らしさではなく、アイデェンティティをつなげる空間形成を心がけている。同社の総合力が生かされたデザインの綜合的な完成度が評価された。

担当審査委員| 芦原 太郎   手塚 由比   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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