GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
大分県運転免許センター [大分県大分市松岡6687番地]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社久米設計 (東京都)
受賞番号
07B01030
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

運転免許センターの主業務は免許の試験、更新と違反者講習である。施設は、この3大機能を統合し、4層に重ねたキューブ状のヴォリュームをラウンド型のロビー空間が取り巻く構成とした。ロビー空間は水平力を負担するLSL合板と、鋼鈑をBOX状に加工した1.8m×1.8mの格子梁による大屋根で覆い、地震力をCFT造であるキューブへ伝達する構造とすることで、柱を軸力のみを負担する190φの小径な鋼管とし、空間の開放性と自由度を高めている。LSL合板をそのまま仕上材として使用することで、ロビーを囲む鋸型のリブガラスカーテンウォールとともに周囲の自然に溶け込む柔らかな表情をつくりだしている。

ディレクター

株式会社 久米設計 建築設計部 部長 安東 直

デザイナー

株式会社 久米設計 建築設計部 部長 安東 直 上席主査 早瀬 幸彦, 主査 小野田 環

デザインチームのプロジェクト総括責任者

開始日
2006年2月20日
問い合せ先

株式会社久米設計 建築設計部
Email: yukihiko.hayase@kumesekkei.co.jp
URL: http://www.kumesekkei.co.jp

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

大分県運転免許センターは建築プログラムの再構築によりデザインを決定した。即ち免許センターの試験、更新、処分者講習という3大機能の統合と、ロビー空間の統合により、2つのボリュームが勘合する特徴的な建築デザインを創り出した。このデザインは今後の免許センターのプログラムに変化をもたらすものと確信している。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.生涯交通安全教育等の諸機能が最大限に発揮でき、質的、量的にも21世紀の情報社会に十分対応できる高度な機能を有する施設。
2.使う人にとって機能的で、訪れるすべての人にやさしい施設。
3.人口の変化、年齢分布の変化、免許制度の変更など、時代の変化に柔軟に対応できるゆとりある施設。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

免許センターの3大機能である試験、更新、処分者講習等の動線を合理的に計画すること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

周囲の豊かな自然をロビー空間に取り込むこと、訪れた人にやさしい施設作りを行うこと。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

大きなロビー空間を持つこの建物の省エネルギー性能を高めること。

審査委員の評価

意欲的構造システムを露出させ、建築全体に楽しいリズムを生み出している。

担当審査委員| 北山 恒   隈 研吾   安田 幸一  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ