GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
前橋工科大学クラブハウス [群馬県前橋市上佐鳥町460-1]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
前橋工科大学 (群馬県)
受賞番号
07B01027
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

前橋工科大学は地域に根ざした公立の工科系大学であり、少人数制教育と昼夜開講制を導入している。将来の大学拡張を見据えた大学キャンパス整備計画に沿った位置と規模、予算を与条件とし、開放的かつ学科間や昼間、夜間コースを超えた学生同士の交流を支援するクラブ活動の場をつくることを目的とした老朽化したクラブハウスの建て替えである。学生のアクティビティが見える大きなテラスと屋根を設けている。計画地はグラウンドに面した田圃を埋め立てた軟弱地盤のため、建物は軽量化が求められた。また、冬季の北風の負荷を最小限に止めるため、南北に沿った配置としている。

デザイナー

前橋工科大学大学院 工学研究科建築学専攻 教授 石田敏明

石田敏明のポートレイト

開始日
2005年4月1日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

学科間や昼夜コースを超えた学生たちの部活動を支援する交流、語らいの場として広いテラスと大きな屋根を設けている。学生のアクティビティが見える建築である。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.部活動を支援する施設として、密室化ではなく開放的で学生のアクティビティを反映できる内容が求められた。
2.ローコストで耐久性、メンテナンス性能及び質の高いデザイン。
3.部室数の変動に対応できる間仕切りシステム。部室間の隔壁は耐力壁と非耐力壁とで構成された使用状況によっては続き間となるフレキシビリティの高いシステムとしている。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

学科間を超えた学生の交流の場として、学生のアクティビティが見えるよう、前庭に面して大きなテラスと大きな屋根で場をつくるとともに通路、階段等の動線を配置している。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

グランドでの活動を風景として切り取るための装置として貫通通路や開口部を設け、グランドとのつながりを強く意識化するためのデザイン。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

テラスに面して1階には軽音楽部や自治会室がある。大学祭の際、大きなテラスは軽音楽部のステージとなり、非日常的な場に変換可能で前庭は客席となるような多用途な場の提案。

審査委員の評価

ローコストコスト建築にもかかわらず、格調高いディテールと開放的な空間を作り出している。

担当審査委員| 北山 恒   隈 研吾   安田 幸一  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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