GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
Harbor Premium bldg. [東京都品川区東品川2-1-11]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社梓設計 (東京都)
寺田倉庫株式会社 (東京都)
受賞番号
07B01022
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本建物は既存倉庫の建替えとして計画されたオフィスビルで、2社が自社ビルのように使用できる計画が求められた。階高を3.4mに抑え、外周部に耐震要素を配置し、15.3m無柱で外周部に大梁のない開放的な空間を実現している。内部は3.2mピッチの架構で小梁の無い計画とし、設備を納め、快適な執務空間を確保している。外装はスラブ間を縦長の押出成型セメント板をリズミカルに配置し、縦サッシュの無いディテールとした。運河に開いた開放的でコミュニケーションを重視したオフィスとなっている。

プロデューサー

株式会社梓設計 柳田耕治

ディレクター

株式会社梓設計 安野芳彦

デザイナー

株式会社梓設計 岡田孝介

詳細情報

http://www.azusasekkei.jp/portfolio/pf05/pf05_02.html

開始日
2005年8月15日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

天王洲の倉庫街、ウォーターフロントエリアという立地で、運河との関わりを重視しながらローコストでクリエイティビティの高いオフィスづくりを目指した。3.4mという低い階高ながら開放的な執務空間を確保するために、構造と設備に工夫をおこない、シンプルなスケルトン空間のオフィスを実現した。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.クライアントは長年、倉庫のリノベーションでデザイン関係のテナント誘致をしながら街づくりをおこなってきたため、そのような地域に建つテナントビルとしてふさわしい斬新さを持つこと。
2.都内随一の水際景観を誇る天王洲運河への調和を図ること。将来的に開発が望まれる地区計画区域内における計画であり、行政や街づくり協議会に容易に合意が得られること。
3.フルパッケージレントサービスという賃貸スキームを前提としており、オーナー、1次テナント(サービス提供者)、2次テナント(入居者=設計者)の全員がデザイン及びコストに納得できること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

ローコスト、短工期を実現するために、比較的安価な材料と仕様を前提とし、スタイリッシュに構成すること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

スケルトンデザインで、構造、照明設備、空調設備を含め総合的に設計すること。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

設計事務所の本社オフィスとして、明快なコンセプトでワークプレイス計画をまとめること。

審査委員の評価

水際のロケーションを生かした開放的な空間が評価できる。

担当審査委員| 北山 恒   隈 研吾   安田 幸一  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ