GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
PLAYSTATION 3 [CECH-10000]
部門/分類
商品デザイン部門 - エンターテーメント・ホビー関連商品・楽器
受賞企業
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (東京都)
受賞番号
07A12006
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

PLAYSTATION(R)3は、高性能プロセッサCell Broadband Engine(TM)と高度なグラフィックプロセッサ RSX(R) を搭載し、美しいコンピュータエンタテインメントコンテンツを家庭で楽しめる機器です。ブルーレイディスクによるクオリティの高い映像と音声のゲームや、映画などのハイビジョンソフトの再生も可能です。またギガビットイーサーネットとハードディスクドライブを搭載し、インターネットコンテンツやそのダウンロード、オンラインゲーム等を楽しむことができます。またコントローラはワイヤレス化し、傾きや回転を検出するセンサーを搭載して、新しい遊び方が出来るように進化させました。

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター マスターデザイナー 後藤禎祐

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター マスターデザイナー 後藤禎祐

PLAYSTATION 3デザイナー・後藤禎祐

詳細情報

http://www.jp.playstation.com/ps3/

開始日
2006年11月11日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

一人のデザイナーが初代PlayStation、PlayStation 2、そして今回のPLAYSTATION 3と3代に渡りデザインしました。13年かけてテクノロジーやGame文化が進化しました。近年めまぐるしくデザインが変化する中で、世界中の多くのPlayStationファンの期待に応えるべく、長い間同じ視点でデザインを産み出すことが出来た故にデザインが進化した点を注目して下さい。

デザインのポイント
1.本体を小さく見せるために、中央を厚くし端面を絞り、曲面で繋ぐ造形にしました。
2.本体に高光沢の黒い材料を使い、曲面をより美しく見せ、高い質感を表現しました。
3.コントローラは、より微妙な操作が出来るようL2/R2ボタンとスティックのストロークを大きくしました。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

コントローラの使い易さ向上の為に、1:より微妙な操作が出来るようL2/R2ボタンは、トリガーやアクセルのようにストロークを深くし、アナログスティックは、倒れ角を大きくしました。2:より自由な握り方が出来るよう、コントローラの裏側の中指で支える部分に関して、指がかかる所を前にずらし小さくし、中指の来る位置の空間を広げ、中指を前後に動かせる余裕を作りました。3:中指の関節の凹凸に合わせて緩やかな曲面をつけ、中指が当たる点を面に変え、より広い面でコントローラを支え、ボタン操作で中指が痛くなりにくいようにしました。以上微妙なことですが、ユーザーに対する配慮として重要な点だと考えています。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

インターネットを介したバージョンアップが可能となり、最新のソフトウェアにアップデートが可能となっています。また、ハードディスクドライブの交換がユーザー自身で可能となっています。それらにより、常に進化をしていくイメージの商品になっています。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

新しいエンタテインメントが体験出来る機器として、ユーザーに向けて高いイメージを発信することは非常に重要です。そこで、セットのデザインのみならず、発表会やゲームショーでの展示方法、プレス用写真の吟味、販売店で使われる試遊台のデザインなど、広い範囲に対して監修を行ないました。

審査委員の評価

本商品は同一のデザイナーによる3代目の機種である。シンプルな基本骨格と精緻な表面処理、本体の大きな2次局面による造形はその存在感を際立たせている。最先端のバーチャルリアリティ世界のイントロとしての役割を十分に果たしている。初代モデルを思えば、高性能プロセッサによる性能の向上が造形コンセプトを進化させ、大人(プロ)のAV機器としての安定感をも感じさせのである。

担当審査委員| 森山 明子   大月 ヒロ子   福田 哲夫   山田 晃三  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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