GOOD DESIGN AWARD

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CC

2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ネットワークスキャナ [キヤノン ScanFront 220P]
部門/分類
商品デザイン部門 - 業務用コンピュータ、システムおよび関連商品
受賞企業
キヤノン電子株式会社 (埼玉県)
受賞番号
07A11015
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

オフィス内における書類の電子化を「身近に」「簡単に」行うことをコンセプトとしたネットワークスキャナです。設置場所を選ばないコンパクトサイズと大画面で操作しやすいタッチパネルを特徴とします。一般的なTCP/IPネットワークへPCを介さず直接接続し、スキャンした画像をネットワーク上の共有フォルダやFTPサーバー、登録したEメールアドレスへ送信したり、本体に接続したUSBメモリへの保存も可能です。Webサーバーの本体内蔵によりネットワーク上のクライアントPCからWebブラウザを通じて各種設定を可能とし、ネットワーク管理者の作業性にも配慮しました。220Pは指紋認証によるセキュリティにも配慮しました。

プロデューサー

キヤノン電子株式会社 IMS事業部 専務取締役 IMS事業部長 鈴木善昭

ディレクター

キヤノン電子株式会社 IMS事業部 常務執行役員 IMS副事業部長 杉山一英

デザイナー

有限会社ムーブ 代表取締役 北村光彦

開始日
2007年7月31日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

本品はネットワークスキャナーという比較的新しいカテゴリーの商品。操作はとても簡単でタッチパネルから行う。程よい膨らみをもった2つのブロック構成は、本体の体積(量感)を軽やかに見せ、更に大きな絞込みを多用することで、設置面積の軽減、と同時に特徴的デザインを表現した。紙媒体と電子文書の橋渡しをする役割を、象徴的造形を追求する事によりモニュメント性を強調した。

デザインのポイント
1.煩雑化するオフィス空間で、特徴的造形を施す事による機器のアイコン化、識別性に配慮した。
2.未使用時はタッチパネルを排紙トレイで覆い、保護と防塵を兼ね備え、多数の人が使用することに配慮した。
3.大型タッチパネルにより操作性を向上するとともに、読取結果を確認可能にしてユーザーの不安を払拭した。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

筐体形状を大胆に絞り込み製品ボリュームを削り落すことで限られたデスクトップスペースを有効活用できるよう省スペースに配慮した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

省電力制御により冷却ファンを不要とし、製品の静音化、長寿命化を行った。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

多機能化による製品ボリュームの肥大化を極力抑えていく方向で内部機構の設計及び内蔵パーツの構成を本体形状に合せて効率よく詰め込んでいただく提案をした。

審査委員の評価

タッチパネルインターフェースは、階層を少なくシンプルなデザインにまとめられている。誰にでも使いこなせる効率的なネットワークスキャニングを実現している。また操作面の傾斜にあわせた特徴的なボディーデザインは、コンパクトにまとめられている点を評価した。ワークグループごとにカスタマイズ可能なジョブボタン設定機能と諮問認証の導入も作業性に優れている。

担当審査委員| 日高 一樹   高尾 茂行   蓮見 孝   馬場 了  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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