GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
オフィスシーティング [ヴィスコンテ]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
株式会社岡村製作所 (神奈川県)
受賞番号
07A10047
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

働き方の多様化により様々な執務姿勢への適応が求められるシーティングは多機能化という形で市場の要求に応えてきました。ただし従来は形と機能が対になっておりユーザーが機能を選択することはできませんでした。「ヴィスコンテ」はお客様が自ら必要とする機能を選択していただけるようにカスタマイズ感覚で仕様を変えられる、今までにないユーザーフレンドリー思想を実現したオフィス用のシーティングです。様々な人が使用する会議室には会議終了後のメンテナンスが容易なように背の角度が常に初期の角度に戻るフリーリクライニングタイプ、背を固定して使用する頻度が高い一般執務では5段階固定タイプといった選択が可能になりました。

プロデューサー

株式会社岡村製作所 マーケティング本部オフィス製品部 内田和彦

デザイナー

株式会社岡村製作所 デザイン本部製品デザイン部 五十嵐僚

詳細情報

http://www.okamura.co.jp

開始日
2007年1月
価格

39,000 ~ 71,200円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

従来の機能構成を見直し、機能からくる外観の特徴をボリュームゾーンの価格帯にふさわしい形でバランスよくデザインしました。機能をユニット化して構成することで、過剰な機能付加を抑え、ユーザーのニーズに適切にこたえることができるよう考慮しました。またこれにより、機能のアップグレードや部品交換が可能になり将来の発展性を広げることができました。

デザインのポイント
1.背の厚みの変化とスリットにより背中のたわみ量を調整し、体を包み込むような座り心地を実現しました。
2.カスタマイズをしやすい部品構成とし、ニーズに合わせた商品提供ができます。
3.機能部品をユニット化し構成することで、カスタマイズや部品交換に対応したロングライフ商品です。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

くるぶしを中心とした安定感のある自然な姿勢変化をサポートするために、背と座が連動するアンクルチルトリクライング機構を採用し、膝裏への圧迫がない最適なリクライニングが必要に応じて行えます。機能を細分化しユニット化することで、ニーズにあった商品がカスタマイズ可能です。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

背シェルに樹脂を採用することでメンテナンス性を高め、背の張りは工具なしで着脱が可能で、座クッションは一般工具での交換を可能な構造として長寿命化を促進しています。また肘パーツを後付け可能にすることによってアップグレードを可能としています。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

事務用椅子としての強度と背中への柔らかなあたりという相反する機能を、ひとつの背の中で解決する縦スリットデザイン。

審査委員の評価

比較的高価になる傾向のあるオフィスチェアの市場の中で、低価格ながらもつぼはきちんと押さえたバランスのよいデザインである。カスタマイズが可能で、自由に素材、形を組みかえられる機能は、流動的な会社組織の中ではとても重宝するしくみといえる。

担当審査委員| 澄川 伸一   キュー・リーメイ・ジュリヤ   森田 昌嗣   山本 秀夫  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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