GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
FF式石油暖房機 [コロナ FF式石油暖房機 アグレシオ FF-AG68HF]
部門/分類
商品デザイン部門 - 調理家電、生活家電
受賞企業
株式会社コロナ (新潟県)
受賞番号
07A06058
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「暮らしをデザインする暖房」をコンセプトに開発した寒冷地市場向け一般家庭用の密閉式石油ストーブ。日本古来から建築物のモジュールの1つとして使われる白銀比の比率1:√2(下皿含まず)を用い住空間に美しく調和。また新開発の薄型ラインバーナにより、大型輻射パネルから多量の遠赤外線(当社従来比2倍)を放出し身体を芯から心地よく暖める。

プロデューサー

株式会社コロナ 技術本部長兼ライフ商品開発グループ部長 五十嵐英一

ディレクター

株式会社コロナ 技術本部 住設商品開発グループ部長 伊佐達雄

デザイナー

株式会社コロナ 技術本部 技術管理グループ デザインチーム 佐藤房俊

開始日
2007年8月1日
価格

207,900円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

高カロリー出力の寒冷地向けストーブはボディが大きく室内環境において圧迫感を感じることが多い。圧迫感を解消するために本体奥行をできる限り薄くし、さらに背面のテーパー処理や後部上面を一段下げることで視覚的にも薄く見せリビングにとけこむスタイリッシュな商品を実現することができた。

デザインのポイント
1.視覚的によりスリムに見えるスタイリングでかつ薄型でも安定感のあるフォルムを実現した。
2.リビングにとけこむ調和のとれたデザイン。
3.視認性の高い大型蛍光管表示と立っても座っても使いやすい上面操作。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

高カロリー出力の寒冷地暖房機は熱を避けるため表示位置は下部、もしくは横位置に配置されるのが一般的である。(使用中に停電などになった時、熱気が上昇し表示類が熱くなるため)床に設置されるストーブの表示類は視認性を考えると上部位置にあることが望ましいため、上部表示を可能にするために構想設計段階から設計陣との連携を行い具現化することができた。また大型蛍光表示管を採用し文字のコントラストを強め大きい文字にすることでリビングの端からでも状態が確認できるよう努めた。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

アグレシオは、従来の概念にとらわれずに「直線型」のバーナを考案したことで、デザインと性能は飛躍的に向上しました。「直線型」のバーナの耐久性を実現するため、バーナヘッドユニットの材質に耐熱ステンレス(NCA-1)を採用しました。また構造は、バーナヘッドと整流筒を一体化して、熱伝導を促進し温度ムラの改善と温度低減を図り、バーナヘッドの炎口形状を一文字形状にすることでヒートサイクル熱歪による耐久性を確保しました。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

開発初期段階から3次元CADによるCGでの寸法スペックの比較提案(デザイン提案)を設計、営業を引き込んだ中で検討したため、より実現性のある提案ができ開発がスムーズに進んだ。

審査委員の評価

薄型の本体形状、暖炉を思わせるどっしりと安定感のある佇まいなど、成熟製品である石油ヒーターとしての信頼感を感じさせるデザイン。

担当審査委員| 柴田 文江   安積 朋子   岩崎 一郎   和田 達也  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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