GOOD DESIGN AWARD

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CC

2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
小型電子ミシン [A35-LG]
部門/分類
商品デザイン部門 - 調理家電、生活家電
受賞企業
ブラザー工業株式会社 (愛知県)
受賞番号
07A06053
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

低価格でコンパクトサイズの家庭用ミシン。「らくらく糸通し」機構により、レバー操作で簡単な上糸かけが可能。縫製スピードは無段階に調節でき、設定スピードに関わらずゆっくりスタートするので、初心者の方でも安心して使用できる。また、低速時も安定した力が出せ、厚もの縫いはデニム8枚重ねを縫うことが出来る。返し縫いも「ワンタッチ返し縫い」機能がついているので、縫い始めと縫い終わりの作業を確実に簡単に行える。目の疲れが少なく、ランプ切れの心配がないLEDライト搭載。

ディレクター

ブラザー工業株式会社 総合デザイン部 デザイングループ チームマネジャー 諏訪和己

デザイナー

ブラザー工業株式会社 総合デザイン部 デザイングループ 稲田俊也

詳細情報

http://www.brother.co.jp

開始日
2007年1月
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

テーブル面をフラットでフルサイズミシン並みに広くし、小型ミシンでも両手を置いてスムーズな布の取り回しができるよう配慮した。また、大型のダイヤル類を採用して、初心者の方でもわかりやすく、少ない力でも操作できるやさしいミシンを目指した。過度の装飾を省いたシンプルなグラフィックと素直な曲面形状で、部屋においても違和感のないよう心がけた。

デザインのポイント
1.小型のミシンでも布の取り回しがしやすいように、テーブル面の広さを十分に確保した。
2.模様選択ダイヤルと返し縫いボタンを大きくして、初めての人でも使い易くした。
3.家庭に置かれる環境を考慮し、過度の装飾を避け、単純な曲線の優しい造形とした
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

特に初心者のユーザーの方に使っていただけるよう、模様選択ダイヤルや返し縫いボタン等、操作部は大きくてシンプルな形状にした。糸調子ダイヤルにはノッチ感を加え、感覚的に気持ちの良い操作ができることを目指した。また、より簡単にユーザーに使用いただけるよう、糸かけのティーチングマイラシールを用意し、新しい糸通し機構を中心に、CS部門と共にユーザビィティ検証を行った。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

装飾面には、塗装やメッキを使わずリサイクル面に貢献した。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

テーブル面の意匠パーツに、二色成型のトライや溶着技術を取り入れた。

審査委員の評価

機能がよく整理されており、ミシンを初めて使う人にも分かりやすい。多機能がゆえに煩雑になりがちなミシンをデザインでうまくまとめ上げている。

担当審査委員| 柴田 文江   安積 朋子   岩崎 一郎   和田 達也  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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