GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
水陸両用ヘビ型ロボットACM-R5 [-]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
国立大学法人 東京工業大学 (東京都)
受賞番号
06D01043
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

水陸両用ヘビ型ロボットACM-R5は、特有の滑らかで細長い形態と、完全防水で地上と水中を移動できる特性を有するため、災害現場の瓦礫内での人命探査や配管・下水道などの検査点検作業などを実現するロボットの原型と成るものである。応募者は30年以上前からシマヘビを用いた動物実験を繰り返し、また多数のヘビ型ロボットの試作研究を行ってきたが、本ロボットは応募者のこれらの経験を全て融合して作り上げたヘビ型ロボットの最新モデルであり、日本発で世界最先端の性能を誇るロボットである。その形状は、あくまで機能追及の結果として決定したものであるが、一旦それが蛇行運動を始めると著しく滑らかで生物的な運動形態を作り出す。

デザイナー

東京工業大学 機械宇宙システム専攻 教授 広瀬茂男

東京工業大学 機械宇宙システム専攻 教授 広瀬茂男

詳細情報

http://www-robot.mes.titech.ac.jp/robot/snake/acm-r5/acm-r5.html

開始日
2005年5月1日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

水陸両用ヘビ型ロボットACM-R5は、実際のヘビの動きから触発を得て、工学的な手段で地上と水中を移動できるヘビ型のロボットを実現するために、その形態を多くの制約条件の中で選択し、特に流体内での遊泳運動を実現する完全防水構造と選択的な流体抵抗の軽減化構造を導入し、小型化した制御系で特有の滑らかな蛇行運動を生成可能としたものである。これは応募者が長年追求してきた生物規範型ロボットの典型例である。

審査委員の評価

海洋作業ロボットとしての活用など実用と夢を併せ持つリサーチデザイン。災害現場や工事現場での利用などが期待され、実用化が望まれる。特にこのロボットは、ロボットデザインのシーズ、ニーズに対する多様性を示している点を評価。

担当審査委員| 日高 一樹   赤池 学   生田 幸士   黒川 玲   紺野 登   西山 浩平  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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