GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|エコロジーデザイン賞

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受賞対象名
アイミュレット LA [竹外装による無電源光音声情報端末]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
独立行政法人 産業技術総合研究所 (東京都)
受賞番号
06D01025
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

光や電波による音声やデータ通信が一般的になっているが、携帯端末を動作させるためには、電池が必要不可欠と考えられてきた。電池には寿命があり、二次電池を利用しても充電作業は必要になる。充電が不要、これが携帯端末のひとつの究極の理想像ではないだろうか。電磁波、特に光は情報だけでなく高密度なエネルギーも伝送できる。光の高エネルギーに着目したアイミュレットLAは音声情報を載せた光エネルギーを太陽電池により電気エネルギーに変換し、音声を再生することができる。天然素材である竹に包まれた外装。産業廃棄物になってしまう電池から解き放たれたシンプルな回路構成。自然との融和を可能にした新世代の携帯端末の誕生である。

プロデューサー

独立行政法人産業技術総合研究所 情報技術研究部門 ユビキタスインタフェースグループ 伊藤日出男

ディレクター

リーディングエッジデザイン 代表 山中俊治 

デザイナー

リーディングエッジデザイン 代表 山中俊治 

山中俊治

詳細情報

http://staff.aist.go.jp/r.kaji/aimulet-la/index.html

開始日
2005年3月25日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

(独)産業技術総合研究所で開発された無電源光音声配信技術を、愛・地球博のテーマの「自然の叡智」として具現化したカード型情報端末である。外装には新素材「竹シート」を採用し、これまで見たことも体験したこともないものでありながら容易に用途が想像できるデザインを目指した。表面の形状は、技術のありようを神話的な図像として浮かび上がらせることを意識しつつ、音響特性や剛性という機能性を併せて実現した。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.愛・地球博にふさわしいデザインであること。
2.微小球状太陽電池と、圧電スピーカを内蔵したカード型の光音声情報端末であること。
3.屋外の直射日光下での動作に対応していること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

最先端技術と自然との共生を表象する、形や素材であること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

公共性の高い場所で来場者に無償供与するものであることから、コスト、安全性や耐久性にも十全の配慮が必要。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

技術アイデアを魅力的に伝え、使い方が容易に理解できること。屋外での光通信を確保するために、耳に当てたときに受光部が自然に下方を向く形とする。

審査委員の評価

無電池という環境性に加え、光を利用した活用性があるため用途の汎用性が高い。電池を使用しない新しいコミュニケーションデバイス。竹を利用したことで社会環境への配慮があり、デザイン性も高い等各点を評価。

担当審査委員| 日高 一樹   赤池 学   生田 幸士   黒川 玲   紺野 登   西山 浩平  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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