GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
旅する 絵本カーニバル [絵本の力を用いた、子どもを中心とした多世代が集う新しい居場所づくり]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
九州大学 ユーザーサイエンス機構 子どもプロジェクト (福岡県)
受賞番号
06D01007
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

絵本は人が生まれて最初に出会うメディアであり、子どもだけでなく性別・世代・立場を超える事が出来るメディアです。絵本には、子ども時代の体験が内包されていること、社会の中で他者とコミットする媒体となること等、現代社会が抱える問題を解決する多様なヒントが込められています。絵本カーニバルは、絵本に込められた多様なメッセージや地域性、社会的なテーマ、世代を超えた時間を繋ぎ空間を構築する事で、子どもだけでなく全ての人に開かれた拠所となります。多世代がストレスなく居合う場として、地域コミュニティでそこに暮らす子どもたちを育む構造、埋もれた場の再生、図書館など公共施設の新しい提案等様々な効果を生み出します。

プロデューサー

特任教授 目黒 実

ディレクター

遠藤 綾/西村 隆彦

デザイナー

西村 隆彦

詳細情報

http://www.kodomo-project.org/

開始日
2005年4月1日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

「旅する絵本カーニバル」は、子どもを対象とした企画であるが、子どものためだけでなく、多世代に受け入れられる空間、特に子どもや絵本と関わる機会が少ない成人男性にも感動を与える空間を目指した。また山村・離島・退院できない子どもたちなど、文化的コンテンツが乏しい場へ旅をするサーカスのようにアウトリーチを行い、あらゆる社会的与件にも柔軟に対応出来るよう企画・デザインのパッケージング化を目指した。

使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

「子どもの居場所づくり」をキーワードとした場合、子育てをする女性が中心となり、男性の関わり、また、子育てをおこなう世代以外の関わりが希薄である

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

日本では子ども・絵本の既成概念の払拭が困難だが、欧米では絵本は大人の中の子ども性を呼び覚まし、個と向き合えるツール、愛情を込め他者にメッセージを伝えるメディアとして全ての世代に受け入れられている。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

本は表紙が一番力を込められてデザインされているにも関わらず、書店・図書館は本棚の都合で背表紙しか見えない。本を多様な視点でカテゴリーに縛られず選書・レイアウトを行う事で新しいインターフェイスが出来る。

審査委員の評価

公共施設の活性化をうながすキッズデザインプロジェクト。文字離れの中、文字から発想するアイデアは大切、それを促進する活動として評価。

担当審査委員| 日高 一樹   赤池 学   生田 幸士   黒川 玲   紺野 登   西山 浩平  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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