GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
全国高等学校デザイン選手権大会 [明日の社会を見つめ、明日の世界を創造する]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
東北芸術工科大学 (山形県)
受賞番号
06D01006
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

高校生が自ら学び、自ら考え問題を解決する力の育成と、より良い社会を創造することを目的に開催。デザインと冠するが造形表現を競うのではなく、高校生が自らの視点で社会やくらしの中から問題点を見つけ解決策を提案する。高校生自らが課題発見することを最大のポイントとし、課題を深く掘り下げ、背景を的確に捉え、どう解決するか、どんな方法があるのか試行錯誤を繰り返し解決策を提案する。更に解決策をいかに第三者に伝えるか。この一連のプロセスそのものを広い意味での「デザイン」と定義し、高校生が社会に有益な改善策を提案する。また、デザインの本来の意味や新しい考え方、役割を次代に向けて問いかける運動である。

プロデューサー

東北芸術工科大学 学長 松本哲男

ディレクター

東北芸術工科大学 副学長兼デザイン工学部長 宮島達男

デザイナー

東北芸術工科大学 副学長兼デザイン工学部長 宮島達男

詳細情報

http://www.tuad.ac.jp/hidechamp/

開始日
1994年4月1日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

本大会には「世の中を少しでも良くしていくためにどうすればいいのか。それを高校生にも同じ意識で考えてほしい。」という理念がある。戦後、日本を幸せにするためのデザインという運動が、必ずしも日本を世界を幸せにし得なかったと考えられる。豊かな国家に成長したが犠牲にしてきたものは大きい。日本人の心をもう一度蘇らせ、人間の心をデザインするために本大会は設立した。デザインとは人間を社会を幸せにすることである。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.高校生が社会に目を向ける意識、物事を分析する力、考える力、問題を解決する力、などを養い、学習した知識を総動員して智恵を生み出すことのできる能力や、社会力(生きる力)を身につけることが期待できる。
2.大学生が高校生を指導することで、真のデザインを理解することに繋がり、創作研究活動にフィードバックが可能。単なるハード・ソフト的ものづくりではなく、社会に貢献できる意識を養い、技術力習得が期待できる。
3.高校生が社会に目を向けることで、社会の様々な問題や課題を高校生の発想で豊かなものに変えていく事が期待できる。高校生の提案を大会が社会に情報発信することで、大会理念具現化の足がかりにすることができる。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

単なる造形表現行為やテクニックであると認識されていた「デザイン」に対する誤解を解消し、人の行う行為すべてが「広義のデザイン」に繋がること、なぜ社会のためにデザインが貢献しなければならないのかを提起。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

五教科の詰め込み型教育により高校生の創造性や個性、独自性というものが弱くなってきている。物事をこなすだけではなく、何が問題であるか、どう解決すればいいのかを自ら考え実践できる人材の育成が必要。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

紛争も絶えず、利益追求により地球環境は限界にきている。今こそ社会をより良くしていこうという意識改革が必要。もっと社会に目を向け、他者の苦しみを理解し、難しい問題を解決できる創造力を持った人材が必要。

審査委員の評価

高校生からビジネスプロポーザルにつながる高校野球のデザインバージョン。新しいデザイン教育と人材育成方法として評価。

担当審査委員| 日高 一樹   赤池 学   生田 幸士   黒川 玲   紺野 登   西山 浩平  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ