GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

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受賞対象名
富山ライトレール・富山港線 [富山県富山市]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 環境デザイン
受賞企業
株式会社GK設計 (東京都)
富山市 (富山県)
富山ライトレール株式会社 (富山県)
受賞番号
06B02003
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

富山ライトレール富山港線は、旧JR富山港線を路面電車化し、超低床式車両(LRV)の導入を図り、富山市民の重要な交通手段として再生した、全国初の本格的なLRT(次世代型路面電車システム)である。富山市は、少子高齢社会の到来や環境問題の深刻化に対し、これまでの自動車利用を中心とした拡散型の都市から、公共交通を活用し都市機能を集約した「コンパクトなまちづくり」を目指しており、本富山港線は富山市の「コンパクトなまちづくり」を実現するための第1歩となるプロジェクトである。

ディレクター

株式会社GK設計 宮沢 功

デザイナー

株式会社GK設計 入江寿彦、西潟眞佐子+株式会社GKインダストリアルデザイン 菅 泰孝、若尾講介+株式会社デザイン総研広島 山田晃三、佐藤伸矢+島津環境グラフィックス有限会社 島津勝弘

詳細情報

http://www.t-lr.co.jp/

開始日
2006年4月29日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

人口減少・高齢化社会の到来、地球環境問題の深刻化に対する解決策としてその存在が見直されてきた路面電車。富山ライトレール・富山港線は全車両が超低床車両を採用した全国初の本格的なLRTである。デザインにおいては「LRTの価値を日本全国に発信できること」、「世界と肩を並べる質」を実現するため、建設及び運用に係わる様々な対象物を総合的にデザインコントロールし、その質を高める「トータルデザイン」を実践した。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.世界に誇れるLRT路線を造る
2.車利用者がLRTに乗り換えてもらえるような魅力を持つこと
3.沿線地域とのつながりを持つこと、利用者にとって身近な路線とすること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

富山市の風景、四季と、先進的なLRTの融合をいかに図るか?

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

車利用者をLRTに乗ってもらうための魅力をいかに創るか?

審査委員の評価

地域活性化と結びついた総合的なデザインアプローチにより、大きな持続的展開の可能性を持った計画。また、計画の実現にあたっては、臨機応変で決断力、実行力のある行政の力が大きく貢献していると思われ、その点も注目に値する。トラム本体ではなく、環境デザインとしたところにこの計画の特筆すべき評価ポイント。

担当審査委員| 韓 亜由美   川上 元美   内藤 廣   南雲 勝志  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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