GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
尾道消防防災センター [広島県尾道市東尾道18-2]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社久米設計 (東京都)
受賞番号
06B01084
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

地域の防災リーダー育成を目指し、広域での消防防災活動の拠点として、まちを守る力強さと安心感を与えるシンボルとして誕生した。消防防災展示コーナーや研修施設を備え、隣接した公園を取り込んだ開放的な今までにない緑の中の消防庁舎を実現した。また、防災拠点としての要となり、災害対策本部や消防通信指令施設、ヘリポート等が災害時のコントロールセンターとして迅速に機能する。インフラ確保や地震・水害対策が施され、耐震強度1.5倍のアウトフレーム構造と外周のルーバーによる裏側のないまち全体を見守るラウンド型の庁舎は、夜間はライトアップされやさしく発光する24時間まちを見守るオブジェとなる。

ディレクター

株式会社 久米設計 建築設計部 主管 伊藤 彰 

デザイナー

株式会社久米設計 建築設計部 横田 順、鎌田 裕樹 

伊藤 彰

詳細情報

http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/syoubou/sosiki/bousai-center/odcc.html

開始日
2006年11月19日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

建築はその存在感がすべてと言ってもいいかもしれない。しかしそれは必ずしも強い表現であることを意味しない。現代においてその建築の存在意義に必然性があるか?そもそも存在していることが認識されているか?また、それが必要とされているか?だと思う。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.消防防災中核拠点として耐震性を有し、大規模災害に防災拠点として機能する施設
2.消防広域化に対応した施設機能の充実と消防通信指令システムの構築された施設
3.防火防災の思想の普及・啓発できる各種広報活動ができる防災センター機能を有し、市民に開かれた、親しまれる施設
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

やさしく発光するオブジェとして:防火防災の大切さを意識させ、守られているという安心感を、視覚的にも市民に呼びかける灯りが24時間消えることなく まちの常夜灯としてやさしく発光するオブジェのような建築。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

災害コントロールセンターとして:アウトフレームの工業的なイメージとシックな色調、金属の素材感が、全体としてある種未来的なイメージを想起する先進的な防災情報をつかさどるコントロールセンターを表現。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

快適な勤務環境として:24時間体制となる生活環境は機能的である共に、リラックスできる快適な環境でければならない。2層吹抜けの生活スペースは間接光に包まれた癒しと落ち着きのある柔らかな光空間を実現。

審査委員の評価

消防署というプログラムのおもしろさ、そしてとてもかたいイメージの建築を非常にやわらかくデザインしていると感じました。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   北山 恒   黒崎 輝男   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ