GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
MIKIMOTO Ginza 2 [東京都中央区銀座2-4-12]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
大成建設株式会社 (東京都)
株式会社ミキモト (東京都)
株式会社伊東豊雄建築設計事務所 (東京都)
株式会社佐々木睦朗構造計画研究所 (東京都)
受賞番号
06B01055
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

銀座の中心部に建つ商業ビルです。低層部はMIKIMOTO boutiqueの店舗、上層部はテナント店舗で構成されています。約17m×14m、高さ56mの建物4周を「鋼板コンクリート構造」の壁で取り囲むことで、構造と表層の一体化を試みました。この新しい構造システムは、2枚の鋼板の間にコンクリートを流し込むもので、非常に薄い壁でありながら高い強度を実現し、内部の柱を不要としました。さらに、ランダムな開口部のデザインと、目地の無いフラットなパール塗装仕上げによって、力強さと抽象性が共存する、豊かな表情をもったファサードを実現しています。

プロデューサー

大成建設株式会社 設計本部 統括グループリーダー 芝山哲也

デザイナー

株式会社伊東豊雄建築設計事務所 代表取締役 伊東豊雄

伊東豊雄

詳細情報

http://www.taisei-design.jp/de/news/2006_01_01.html

開始日
2005年12月10日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

ガラス張りのカーテンウォールのコマーシャルな建物が多い周辺環境のなかで、構造と表層を一体化することで、ストラクチュアの強さを表現しようと試みました。肉体的ともいえる鋼板の即物的な強さと、流動的な開口パターンと目地の無いフラットなファサードの抽象性を追求することで、テナントビルの均質性を超えた、もっと表情のある強いファサードを生み出したかったのです。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.新しいブランドイメージを発信する、オリジナリティの高いファサードのデザイン。 
2.できる限り店舗面積を大きくとり、将来的な内装変更へのフレキシブルな対応が可能な平面計画。テナントビルとしてレンタブル比の高い平面計画と明快な動線計画。
3.テナント入居による各階での表情の違いを緩和し、ビルを一体的に演出する照明計画。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

全面ガラス張りのショーウィンドーとするのでは無く、構造と表層を一体化することで、ものそのものの強さを表現し、新しいシンボル性をもった力強いファサードを実現する。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

構造体の強さを生かした、オリジナリティの高い外装仕上げを施す。同時に、目地の無いフラットなファサードによるシームレスな抽象性を目指し、実現するための高度な技術を追求する。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

均質になりがちな積層テナントビルに、流動的な表情とビルの全体性をもたせる。特徴的でありながらも時間に耐えうる開口デザインとし、同時に、外装と内装デザインの新しい関係性を追及する。

審査委員の評価

構造と外装に対する新しい考え方を示した作品ではないでしょうか。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   北山 恒   黒崎 輝男   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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