GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
明治安田生命ビル街区再開発(明治安田生命ビル・明治生命館) [東京都千代田区丸の内2-1-1]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社三菱地所設計 (東京都)
株式会社竹中工務店 (東京都)
明治安田生命保険相互会社 (東京都)
受賞番号
06B01051
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

重要文化財明治生命館を全面保存し、特定街区により再開発を行い、オフィス・店舗・ホールといった複合用途の高層建築を計画.1階部分は重要文化財を内部空間に取り込み、仲通りから明治生命館や皇居が視認できるアトリウム、パサージュといった空間を創出.このパサージュにより明治生命館の立面が一部復元された.高層部は、窓に面したオフィススペースが連続し眺望に恵まれた空間で、自然採光と省エネルギーに配慮した二重のファサードとなっている.明治生命館についても、各階事務室を改修し、現代のオフィス機能を満たす環境となっている.

プロデューサー

明治安田生命保険相互会社 不動産部

ディレクター

株式会社三菱地所設計 建築設計部 久米大二郎(明治安田生命ビル)+株式会社竹中工務店 菅順二(明治生命館改修)

デザイナー

株式会社三菱地所設計 建築設計部 鰺坂徹 松尾利彦 萩尾昌則 谷浩志(明治安田生命ビル)+株式会社竹中工務店 加部佳治(明治生命館改修)

詳細情報

http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/etc/myplaza/

開始日
2004年9月1日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

重要文化財明治生命館(岡田信一郎設計)を全面保存した再開発.新建物では、素材やディテールを現代の表現とし、約70年前の様式デザインと対比させながら歴史的建築との調和を目指した.新旧ふたつの建物の間隙にパサージュ、アトリウムといった内部空間を創出し、日本にこれまでなかったインテリア空間を提案した.明治生命館の改修に際しては、歴史的な意匠に現代のデティールを対比させながら調和したデザインを展開した.

デザインサイドに提示された要求・要望
1.重要文化財明治生命館との共生
2.周辺都市環境との調和
3.先進性と信頼性の表現
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

重要文化財明治生命館とひとつの街区として新建物の空間構成とデザインを行う.また、明治生命館の地上部を完全に独立させ、これまでの増築で見えなくなっていた立面を復元し、一層魅力あるものにする.

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

街区全体を丸の内の整形な街区と調和させる.また、街区の貫通通路を明治生命館に沿って設け、仲通りからも明治生命館が視認できる構成とした.

デザインが技術・販売等に対して行った提案

歴史的なデザインに対してディテールで表現し、100年建築(ロングライフビル)を目指す.重要文化財建物についても、これまでの70年を継承し、これからのロングライフを見据えた改修を行う.

審査委員の評価

歴史的建造物を保存しつつ新しい機能を付加し建物を再生している。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   北山 恒   黒崎 輝男   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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