GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
クイズ青山 [東京都渋谷区神宮前3-39-5]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社モリモト (東京都)
受賞番号
06B01044
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「クイズ青山」は、外苑西通り沿いに誕生した商業ビルである。一見8階建ての建物として捉えられがちだが、3階以上は約二層分の高さを有した5階建ての建物である。外観は、黒の鋼板とガラスで構成されており、鋭角に突き出たフォルムがとても印象的な建物である。また、その外観からは、ストイックで閉鎖的なイメージを受けるが、バルコニーの軒天に貼られた鏡面パネルを、内から外、外から内へとお互いの存在を確認できる装置とした。3?5階は二層分の高さを活かし、中間層にインナーバルコニーが設けた。共用部でありながら、専用使用できるスペースとなっており、入居したテナントがどのように利用するのか楽しみなスペースである。

プロデューサー

株式会社モリモト 不動産投資事業部 取締役部長 往蔵 裕之

ディレクター

株式会社モリモト 不動産投資事業部 シニアマネジャー 大橋 眞

デザイナー

有限会社エー・エー・イー 下吹越 武人

建築家/下吹越武人氏

開始日
2006年4月5日
価格

-

問い合せ先

株式会社モリモト 不動産投資事業部
Email: m21431@morimoto-real.co.jp
URL: http://morimoto-real.co.jp

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

フロアの中間層に設置したバルコニーは内にも外にも属さない中間領域で、軒天の鏡面パネルによって、内部からは道路の人の動きや車の流れを、外からは内部のアクティビティを意識させる。「どのように使うか」と、バルコニーが想像力を強く働きかけることで、使い手のイメージは発展的に膨らみ、アクティビティの可能性や選択性の幅をも広げる。使い手の「前向きさ」を街並みに参加させるフレームとしてテナントビルを位置付けた。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.テナントに付加価値スペースを与える(専有面積ではないが、専有部分となるスペース)こと。
2.平面空間だけでなく、天井を高くし、容積としての貸付部分を考えること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

街並みに埋没しているテナントビルを再考すること。テナントの多様なアクティビティを活力ある街の風景へと繋ぐ建築の在り方を考えた。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

内部は基本的にスケルトン仕様だが、それでもテナントが楽しくスペースの使い方を想像できる構成を目指した。

審査委員の評価

テナントビルとしての新しい提案がみられる。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   北山 恒   黒崎 輝男   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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