GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
静岡M邸 [静岡県静岡市清水区]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
REP研究所 (埼玉県)
受賞番号
06B01017
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

敷地は,美しい山間の中で心地よい日本の四季を感じられる場所でした.静岡M邸は繊細で柔和なアルミの表情を活かしながら,周囲の景観に配慮し高さを押さえ,ひっそりと佇んでいます.プロジェクトの目的は,アルミを使用することのメリットを,意匠,構造,設備のそれぞれに見出していくことで,精度が極めて高いアルミ部材の押し出しによる生産方法に着目しています.部材の断面に可能な限りの機能(構造体,空調設備,電気設備,断熱,意匠面)を与え,工期の短縮と結果的なコストダウンを目指しています.さらに,ホームオートメーション技術を取り入れることで建築,設備,人をリンクしたホメオスタシスをもつ建築が実現できました.

プロデューサー

SUS 代表取締社長 石田保夫

ディレクター

石田保夫+畔柳昭雄+宮?ア均/SUS+REP研究所

デザイナー

REP研究所 宮?ア均、赤地寿介

左から,石田,畔柳,宮?ア

詳細情報

http://www.inst-rep.co.jp/works/private/shizuoka-M/index.htm

開始日
2005年9月30日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

環境にも人にも優しいデザインが求められて久しい中,建築の分野においては特に設備機器やエネルギー源からこの問題に取り組まれていました.静岡M邸では建築分野において新素材とされるアルミを使用し,その建築生産方法から,一貫して部材の開発を行っていくことで総合的に社会的要求に答えていくことを可能とし,自然環境と共存する知能を持ったアルミ建築を目指しました.

デザインサイドに提示された要求・要望
1.アルミを使用することのメリットを,意匠,構造,設備のそれぞれに見出していくこと.
2.地震に対して敏感な静岡の土地より,大地震にも対応できる制震システムの開発.
3.日照時間の少ない山間の環境の中で,明るく,カラリとした清潔感のある住まい.
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

押出しによる生産方法を活かしたアルミ部材の開発を行うと同時に,生産システムや工法を見出すことで,アルミ建築でしかありえない量産化可能な建築へのアプローチを目指すこと.

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

自然エネルギーを積極的に利用できる建築設備を組み込んだアルミ部材を開発すること.

デザインが技術・販売等に対して行った提案

周囲とはまるで違うコンテクストの中から生まれた静岡M邸において,アルミの持つ繊細で柔らかな金属の表情を日本的な美しさとして表現すること.

審査委員の評価

アルミという素材をうまく使っていることを高く評価できる反面、やや無理をしている箇所ややりすぎている部分があるような気がします。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   北山 恒   黒崎 輝男   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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