GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

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受賞対象名
東京ハウス
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社コムデザイン (東京都)
受賞番号
06B01001
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

従来のデザイナーズ住宅は、建築家に依頼して一つ一つオーダーメードで作るのが一般的であった。一方、東京ハウスには最初から完成したデザインがあるため、家具や車を買うのと同じような感覚で安心して気軽に建築家によるデザインクオリティーの高い住宅を購入できる。開発にあたって、まず東京の土地に着目した。結果、その多くは、うなぎの寝床(うなぎ)/旗竿地(旗)/角地(カド)の3タイプに分類できると分かった。そこで、3組の建築家がそれぞれの敷地に最適な住宅を設計。一品生産ではなく、多様な敷地条件に対応可能なアーキテクツハウスが実現した。劣悪な建売住宅が並ぶ東京に、豊かでスタイリッシュなライフスタイルを提供する。

プロデューサー

株式会社コムデザイン 代表取締役 岡崎泰之

ディレクター

株式会社コムデザイン 取締役 進藤強

デザイナー

「うなぎ」 千葉学/千葉学建築計画事務所 「旗」 塚本由晴・貝島桃代/アトリエ ワン 「カド」 阿部仁史/阿部仁史アトリエ

左より、千葉学、アトリエワン、阿部仁史

詳細情報

http://tokyohouse.jp

開始日
2004年12月24日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

東京で一番流通している15坪?25坪程度の住宅は建売住宅で占められ、建築家住宅は目にすることができない。建築家に住宅の設計を依頼することは、まだまだ敷居が高く大きな決断を要するからだ。そこで、建築家による質の高い住宅を気軽に安心して購入できる仕組みを提供したいと考えた。東京ハウスは、画一化した建売住宅が建ち並ぶ東京の住文化に一石を投じ、豊かなライフスタイルを多くの人々に提供する住宅である。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.多様な敷地条件(サイズ、法規、方角)、家族構成、ライフスタイル等の与条件に対応可能であること。
2.家具や車など他のプロダクト製品と同様、一目でその住宅が東京ハウスであると分かるデザイン。
3.東京ハウスは建築家なしで質を落とさず量産できる、アーキテクトフリーな住宅であること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

密集地である都心というコンディションの中で、近隣からの視線を遮断して内部のプライベートを確保し、かつ、光や風の外部環境を積極的に取り入れること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

家族のつながりが意識できるように、大きな空間にリビング等のコミュニケーションスペースを確保すること。個室などのプライベートは完全に仕切らずに常に家族の気配を感じられること。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

「うなぎ」「旗」「カド」という特徴のある敷地設定に呼応するよう有効に与条件を利用し、誰もが納得できる必然性とオリジナリティを兼ね備えた住宅であること。

審査委員の評価

新しい建売の方向性を示し消費者の多様化するニーズにに答えている。東京の『すきま』を逆手に取ったことも非常に評価できる。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   北山 恒   黒崎 輝男   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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