GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
X線循環器診断システム [Infinix Celeve-i INFX-8000V]
部門/分類
商品デザイン部門 - 医療機器・設備
受賞企業
株式会社東芝 (東京都)
東芝メディカルシステムズ株式会社 (栃木県)
受賞番号
06A11055
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

近年、様々な医療器材の発達により、X線透視下で行うカテーテル治療は増加している。また、1台のX線循環器診断システムでありながら心血管の専科装置の役割だけではなく、上肢や下肢にいたる全身対応の多様性が求められている。それらの要望に応えべく、従来の床置き式システムには不可能だったCアームポジションを可能とする5軸回転機構を搭載した新しい製品を開発した。

プロデューサー

東芝メディカルシステムズ株式会社 X線事業部 事業部長 木村 達

ディレクター

株式会社東芝 デザインセンター 参事 石本 尚嗣

デザイナー

株式会社東芝 デザインセンター 主務 荻原 進

詳細情報

http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/products/x/jyunkan/index.html

開始日
2006年1月31日
問い合せ先

株式会社 東芝 デザインセンター
Email: susumu.ogiwara@toshiba.co.jp

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

医用機器の開発では、医師/技師のための機能や画質が優先され、患者への配慮は見過ごされがちである。今回、操作者と患者双方にやさしい装置を目指し開発を行った。医師/技師に対しては医療現場のニーズや使われ方の把握に基づいた操作性の改善によるスループットの向上、患者に対してはあたりの柔らかい親しみやすいデザインにより精神的負担を和らげ、快適な検査環境の実現を目指した。

デザインのポイント
1.Cアームの動きにあわせたデザインで安心感と使いやすさを表現。凹凸を極力抑えた造形により清掃性を向上。
2.アームをコントロールするテーブルサイドコンソールは、ユーザからの要望をとり入れデザインを最適化。
3.メインコンソールでは、操作の流れに最適化されたレイアウトにより、検査に集中できる環境を提供。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

テーブルサイドコンソールでは医師の動きを想定し、使いやすさと体が接触することによる誤操作を回避すべく、検証を重ねデザインを行った。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

環境負荷が少ない部材の選定や廃棄物削減の徹底など、設計段階から地球温暖化の防止、資源の有効活用、規制物質の削減を目指し、環境負荷の軽減を図った。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

患者の視点で装置をとらえ、威圧感、圧迫感を排除した安心感のあるデザインを提案。

審査委員の評価

X線による循環器の検査、診断及びX線透視下のカテーテル治療にも対応するため、新機構を採用し、自由な位置での全身への対応が可能となった。ハードだけでなくソフトの面でも医療現場のニーズを的確に反映させた優れた操作性・安全性と患者の不安を取り除き、快適性を地道に追求してきた完成度の高いデザインである。

担当審査委員| 村田 智明   河原林 桂一郎   蓮見 孝   山村 真一  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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