GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
歯科診療キャビネット [エピセセンシィズ]
部門/分類
商品デザイン部門 - 医療機器・設備
受賞企業
株式会社吉田製作所 (東京都)
受賞番号
06A11052
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

歯科診療用キャビネット。歯科診療における予防診療から治療を対象とした診療装置とキャビネット。歯科診療は「削って詰める」治療から「予防によって削らない」また「低侵襲な治療」に変わりつつあります。定期的に医院に通う事により口腔の健康を保つための診療に必要な環境を提案しました。

プロデューサー

株式会社吉田製作所 テクニカルセンター 次長 斎藤隆雄

ディレクター

株式会社吉田製作所 テクニカルセンター デザイン室 課長 深澤太郎(TARO FUKASAWA)

デザイナー

株式会社吉田製作所 テクニカルセンター デザイン室 課長 深澤太郎(TARO FUKASAWA)、横山利紗子(RISAKO YOKOYAMA)、菅田涼子(SUGATA RYOUKO)

詳細情報

http://www.yoshida-dental.co.jp/02/01_01.htm

開始日
2005年12月
価格

7,180,000 ~ 8,280,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

歯科診療は「削って詰める」から「予防、低侵襲の治療」へと変化しています。そのために定期的に通える歯科医院とは患者さんにとってリラックスできる空間でなければなりません。そのための診療装置を空間としてデザインし行きたくなる歯科医院への新たな提案をしました。

デザインのポイント
1.インテリアに調和するキャビネットスタイルで、患者さんの不安感を取り除くことができました。
2.照明、音楽、アロマ、飾り棚の機能により患者さんにとって安らぐ診療室が実現できました。
3.キャビネットの外装をインテリアに合わせ選択ができ、医院の空間に調和することができました。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

歯科医師、衛生士の使い勝手はもちろんのこと、患者さんの診療における環境を提案しました。半個室化によるプライバシーの保護とカウンセリング時は治療器具を一切見せない工夫、音楽、香り、照明による癒しの効果をキャビネットの機能として搭載し患者さんがリラックスできる心理を研究しデザインを行いました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

廃棄において、各材料ごと分割できる設計としました。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

設計に対してはユーザビリティ検証結果をもとにインスツルメントのレイアウト提案を行い、販売のプロセスにおいてはコンセプトをユーザーに訴求するためプロモーションビデオの制作を行いました。

審査委員の評価

これからの歯科医療である予防のための歯科医療現場はどうあるべきかを的確に示唆している。従来のようにシステムの威容を誇らしげに見せるのではなく、むしろ隠すことに徹したことや、音や香りによる癒しや、棚へのディスプレイによる視覚的な癒しまでもを、空間材料として計画し、纏め上げたことが評価された。また、分別廃棄のことも、評価された。これからの、「行ってみたい歯医者さん」が描かれている。

担当審査委員| 村田 智明   河原林 桂一郎   蓮見 孝   山村 真一  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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