GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ボリュームデータページングシステム [アプリコット]
部門/分類
商品デザイン部門 - 医療機器・設備
受賞企業
株式会社根本杏林堂 (東京都)
受賞番号
06A11047
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

CTスキャナーで撮影した大量のデータを迅速かつ、正確に読影診断する為の専用ページングシステムである。読影医師が正確に診断が行えるようにする為に、人間工学に基づいたキーレイアウトで直感的な操作、ページングが可能な専用コントローラー。読影診断が集中して行えるよう追求を行った専用画面。これらによって、従来のように大量のフィルムを使用して診断する事による、読影医師の肉体的、精神的負担を軽減させる事を可能にした。また、他の診断機器への連携も将来は可能であり、新しいシステムへの提案となるものである。

プロデューサー

株式会社根本杏林堂 代表取締役社長 根本 茂

ディレクター

株式会社ジイケイインダストリアルデザイン 取締役社長 山川美朗

デザイナー

株式会社ジイケイインダストリアルデザイン 第1デザイン部 第1デザイン室 室長 津曲兼利、室員 若尾講介+株式会社根本杏林堂 デザイン 特許室 齋藤 康史 

開始日
2006年11月1日
価格

オープンプライス (2,000,000)

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

一日あたり百数十件にものぼる患者の診断を確実に間違い無く行える視認性と操作性を考慮したデザインを目指した。画面インターフェイスデザインは、数値データや患者名などの情報と患部読影の優先順位つけ、わかりやすさを表現。コントローラは、医師の手の動きに合わせスイッチ、レバー等を同心円にレイアウト。各機能が、指先の触感、ブラインドタッチで判別できるボタン、レバーの造形とした。

デザインのポイント
1.読影、診断専用機器と一目でわかる画面、コントローラーとしてのデザイン。
2.画面の読取りに視線を集中しながら行える操作の実現。
3.緊張する使用状況でユーザーが、精神的に緩和できるデザイン。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

機能をわかりやすいかたちに反映させるよう心がけた。使用される現場の状況、ユーザーの要望の調査をプロジェクトメンバー全員で行いアイデアを練った。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

RoHS指令適合品を使用し、環境負荷の低減を図る。寿命を全うした製品の分別廃棄を行う。

審査委員の評価

放射線科医師の読影診断を効率よく最大化するためにデザインされた同心円に沿った機能別で直感的なコントローラーは、ストレスのないブラインド操作を可能としている。ボタンやレバーの形状や仕上げなどにも細かな配慮が見られ、機能的にも視覚的にもデザインの完成度は高い。専用画面のGUIデザインにおいても使用状況やユーザ要望の把握、試作機による意見聴取や検証が確実に行われており、スループットの向上に寄与している。

担当審査委員| 村田 智明   河原林 桂一郎   蓮見 孝   山村 真一  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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