GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
万年筆 [Capless decimo(キャップレス デシモ)/ FCT-15SR]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
株式会社パイロットコーポレーション (東京都)
受賞番号
06A10009
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

昭和38年(1963年)の上市以来、国内外にて評価の高いキャップレス万年筆の10代目。かねてから市場より要望のある「細身」「軽量」のキャップレスを上市する事により、キャップレス商品群の品揃えの拡充を図る。そして既存品では使いづらかったユーザーや手の小さい女性ユーザーへ応え、また新規ユーザーの掘り起こしも図る。ペンは18金+ロジウム仕上げと本格的で、字幅はF,M,Bを揃える。

プロデューサー

株式会社パイロットコーポレーション 営業企画部 筆記具企画課 

ディレクター

株式会社パイロットコーポレーション 営業企画部 デザイン室 

デザイナー

株式会社パイロットコーポレーション 営業企画部 デザイン室 土田真之 

詳細情報

http://www.pilot.co.jp/

開始日
2005年11月1日
価格

15,750円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

多様化する万年筆需要の中であらゆる商品が上市されているが「機能的で且つ無駄のない万年筆」としてキャップレスは唯一の存在です。更に従来品では太く重くと感じる方へ、細身・軽量な本品を提案します。カチッとノックすれば万年筆の滑らかな書き味をお楽しみいただけます。

デザインのポイント
1.一般筆記具と異なり製品の天地が機構上2通りあるので、そのどちらにも対応するデザイン処理の手法。
2.クリップが筆記時に邪魔になりにくいように配慮した。またヘッド部と合わせ胸ポケットで存在感を主張する。
3.万年筆の存在感とボールペンの手軽さを併せもつ。道具としての使い勝手と万年筆としての持つ喜びの表現。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

万年筆として世界に唯一のノック繰り出し方式の採用と熟成。片手操作にて即筆記が可能である。「細身」及び「軽量化」を進めた商品で、従来品では使いづらかったユーザーの要望に応えた。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

インクはカートリッジ式であるのに加え、コンバーター装着による瓶インクの使用も可能である。各部設計にも十分に配慮し万年筆に相応しい堅牢さを持つ。デザインに関しても飽きのこない素直なモノとした。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

細軸・軽量な商品としての商品性格に相応しい軸色計画の提案。

審査委員の評価

万年筆の存在と書き味は、デジタル化の時代であっても、また利便さのボールペンやサインペンには代替することのできない魅力を秘めている。この魅力には、装身具の一つとしての所有する魅力と万年筆独特の書き味にこだわる魅力がある。この商品は、後者の日常的に万年筆の書き味の魅力を体感できる商品開発に主眼をおいた、キャップレス機能の利便性を使いやすく持ち歩きやすいデザインを追求している。このことは万年筆の書き味の魅力にふれたことのないユーザーへの購入の啓発に結びつくともいえる。

担当審査委員| 益田 文和   久保 雅義   船曳 鴻紅   森田 昌嗣  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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