GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン大賞

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受賞対象名
軽自動車 [i(アイ)]
部門/分類
商品デザイン部門 - 乗用車および関連商品
受賞企業
三菱自動車工業株式会社 (東京都)
受賞番号
06A08014
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

三菱自動車の新型軽自動車「i(アイ)」は、「リヤ・ミッドシップレイアウト(エンジンを車体後部の後輪車軸前に配置)」の新開発プラットフォームと軽量・小型の新開発アルミ製エンジンを採用した、新しい時代を切り拓く革新的なプレミアムスモールです。既存の軽自動車の課題であった、「デザインと居住性」、「居住性と衝突安全性」という二律背反するテーマを高次元で克服するため、「リヤ・ミッドシップレイアウト」を採用。これにより、軽自動車という限られたスペースにもかかわらず、「未来的で上質なスタイリング」、「軽快なハンドリングと快適な乗り心地」、「全方位からの優れた衝突安全性」という”3つの革新”を実現しました。

プロデューサー

三菱自動車工業株式会社 経営企画・商品戦略・環境・管理統括部門 プロダクト・エグゼクティブ 福井紀王

ディレクター

三菱自動車工業株式会社 デザイン本部 本部長 仲西昭徳

デザイナー

三菱自動車工業株式会社 デザイン本部

詳細情報

http://mitsubishi-i.jp/

開始日
2006年1月24日
価格

0円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

価格や利便性が重視される軽自動車において、それらに加えて高い付加価値を持った車を創りだす事をめざしました。経済性に優れて、環境負荷も少ない小さな車の可能性を広げる為に、「持つ喜び」を感じられる軽自動車を創ることを目標とし、新鮮な驚きと飽きの来ない味わいを持ったデザインを追及しました。

デザインのポイント
1.レイアウトの特性を生かした明快なプロポーションにより実現した、エクステリアデザインの斬新さ。
2.明るく開放的な視界や、やわかいフォルムで表現した、インテリア空間の心地よさ。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

新鮮なエクステリアデザインとする為に、斬新なプロポーションとしましたが、居住性、視界、乗降性などの基本機能を犠牲としない為に、基本フォルム、ピラーの太さ、ドアオープニングラインなどを細心の注意をはらって決定しました。開放的な室内空間とする為に、メーター、センターパネルなどをコンパクトなレイアウトに収めたが、メーターはデジタルとアナログの組み合わせにする、センターのスイッチ類は機能を整理しシンプルなデザインにする、等の工夫をして視認性や操作性の向上に留意しました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

デザインの「新しさ」を追求しましたが、飽きられることなく新鮮さを保つ事をめざして、表面的な装飾性に頼らず、基本フォルムやラインの美しさ、質感による味わいなど、長く愛されるデザインとなる事を心がけました。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

「新しい」デザインであるが、決して「めずらしさ」や「かわいらしさ」だけを狙った商品ではなく、幅広い年代のイノベイティブな価値観を持った人々にアピール出来る商品であることを、販売・営業部門の関係者に対して社内プレゼンテーション等を通じて伝える活動をしました。

審査委員の評価

これまでの乗用車のカテゴリーを超える徹底したモノボックスの造形は、エンジニア・デザイナーの関係のよさが伺える思い切りの良い造形である。スタイリングと基本設計が一貫したテーマに基づいて開発され、新しい車両レイアウトがそのまま新しい価値の創成につながっている点は多いに評価出来る。随所に新レイアウトのメリットを熟知した造形上の遊びが込められ、近年の乗用車にはまれな、生き生きとしたデザインとなっている。

担当審査委員| 山中 俊治   川島 蓉子   木村 徹   舘内 端  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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